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-大好きなことと腹立たしきことを発散すべくつぶやくブログ-


by chatttenoire
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「犬とオオカミの時間」視聴終了ネタバレあり!

 犬とオオカミの時間、ほぼ一気に見終えました。
 前回書きましたとおり、最初の6話くらいまでは辛抱、辛抱。そこから・・・
 以下ねたばれ。 

 ・・・・私はこのことを知ってから見てたのですが、それでも充分面白かったのでもったいぶらなくてもよいのですが、第7話以降にお話を動かすのは懐かしの韓ドラの法則、”記憶喪失”の登場・・・。イ・ジュンギ演じる主人公のスヒョンはなんと潜入捜査中に記憶喪失になってしまうのでしたー!!それまでのスヒョンは基本的に大の真面目君で、お母さんを目の前で殺されたことに縛られ、身動きのとれない、息の詰まりそうな人生を歩む男。見ていて辛くて、もどかしくて・・・やや地味。この頃はイ・ジュンギ君の目は細くて温かみのない顔だなー、だからミンギ(チョン・ギョンホ)やジウ(又の名をアリ)(ナム・サンミ)を見るとほっとするし、こういう正反対の顔の共演者を持ってくるのは正解だよー、と思っていましたが・・・記憶喪失になってからのスヒョンはキレキレではじけてしまって、魔性の女ならぬ魔性の男。いやー、イ・ジュンギという俳優を見直しました。地味時代も彼自身が地味なんじゃなくて、演技であの色っぽい風情を抑えていたんでしょうねえ。でも、彼は堅気の男じゃなくて魔性の男の方が似合いますねー。個人的に一番盛り上がったのは13話。13話で記憶を取り戻すんですが・・・記憶を取り戻したら取り戻したで、記憶を失っていた間のこととのジレンマでまたまた大いにキレキレではじけてしまうのですが、いやー、素敵です。
 ラストはまあ悪くは無し、といったところ。ラストへ向かうにつれてスヒョンがちょっとおとなしめになるのがやや不満。そしてマオとの対決シーンでは突然我を失うような演出になるのが・・・残念。そして、てっきり死んでしまったと思ったスヒョンと部長が生きていたのが意外で、微妙だったが・・・まあこんなものか。
 ミンギ君は最初の頃はかなり好きなキャラクターでした。真面目一直線のスヒョンとは違って、抜くところは抜いて、女好きで、軽くて、でも鋭くて切れていて。元アンダーカバーのドンソクおじさんとコンビを組んで情報戦を繰り広げるシーンはよかったー。そのときの眼鏡姿もかわいくて良かったー。ところが、スヒョンが記憶喪失になってからの彼は・・・ヒステリックな最低キャラでした。残念。スヒョンが記憶を取り戻してからもすっかり存在感が薄くなってしまって(しかも撮影疲れなのかガリガリになっている)・・・残念。でもその分スヒョンが良かったからまあいっか。
「犬とオオカミの時間」視聴終了ネタバレあり!_c0006350_23214020.jpg ジウ(アリ)演じるナム・サンミさんは、顔は濃いのですが、雰囲気はさっぱりしていて女女してないというか、さばさばした雰囲気なところが魅力的。このドラマによく合っていました。しかし、ジウというキャラクターはラスト付近では全くのアホな女として描かれていたのが残念。
 情報院の女性課長は最初の頃は特に鈍い上司として描かれていて、イライラする感じで、でも、こういう人、いるなー、と妙に説得力があった。ちょっと鈍い方が出世するのかも。部長亡き(お亡くなりにはなっていなかったが)後、部長のポストにおさまった様子。
 最後に、このドラマでかなりのお気に入りキャラだったアファについて。左の写真の彼ですが、正直(申し訳ない!)めっちゃぶさいくなんですが、憎めないかわいらしいキャラクター。スヒョンが真面目君なタイ時代から好きでした。記憶喪失前後で彼はもしかして殺されてしまうのかも?とかなりドキドキしましたが最後までちゃんと消えずに登場し続けました。ちゃんとラストに彼のその後が描かれていたところを見ると、放送当時も人気キャラだったのか?こういう脇役の息抜き的シーンは、例えば「火の鳥」のポッチャとポッチャのことを好きな彼との絡みなどは二度目見る時には飛ばしてしまう捨てシーンですが、アファの場合は無くてはならないシーンになるでしょう。彼はこのドラマのオアシス。そしてスヒョンとのバランスがとっても良かったー。
by chatttenoire | 2008-01-29 23:20 | 韓国ドラマ | Comments(0)