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-大好きなことと腹立たしきことを発散すべくつぶやくブログ-


by chatttenoire
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火の鳥

火の鳥_c0006350_0361034.jpg 多分今年最後の作文。今年はなんだか年末らしきことは全くせずにそこそこブラブラしています。もう一年が終わり。来年はどんな年になるでしょう?来年も韓ドラを見続けているでしょうか?今年最大のはまりドラマ、火の鳥について最後に書きおさめです。
 まず、「火の鳥」というドラマは主演女優イ・ウンジュさんの自殺の前に見るか後で見るかでは随分と見方が変わってしまうように思います。彼女をイ・ジウンとしてドラマを見たつもりなのですが、やはり薄幸そうな表情に彼女自身の運命を重ね合わせてしまっているように思います。どうも本放送の時には彼女は評判が悪かったんでしょうか?最後まで見終わった後、録画しておいた2004年のMBC演技大賞を振り返ったのですが、視聴率が高かったドラマにしては彼女の賞の位置が・・・微妙に感じられました。(人気賞がアイルランドのイ・ナヨンというのがなんとも・・・あの役こそひどい女だったのですが、彼女は愛されていたのですねー。)火の鳥_c0006350_044596.jpg会場での人気はエリックが6分、イ・ソジン3分、強烈な悪女ミランを演じたチョン・ヘヨン0.8分、イ・ウンジュ0.2分に見えた・・・。エリックを手痛く振ってしまった女であるし、ラストの脚本がぐずぐずだったため、彼女にしわ寄せが来たのかもしれません。かわいそう・・・。というのは、最初の数話のわがままお嬢様から、耐えるメイドへの転落演技はものすごく見事で、漢江ブルースのキム・ヘスが大賞なら・・・と思ってしまうのです。大賞向きなドラマではないでしょうけれども。
 賞はともかくも、私がこのドラマを愛する理由は一つ、イ・ジウンがいい女だから。二つ、イ・ジウンに共感できるから。三つ、イ・ジウンが愛したチャン・セフンを私も愛せるから。四つ、イ・ジウンが本当に愛することのなかったソ・ジョンミンを私も愛せなかったから。である。
 イ・ウンジュさんの顔は時々崩れたみたいな”へたうま”な絵のようになるのでびっくりするのだけど、火の鳥_c0006350_1164176.jpgこのドラマ、彼女を”いい女”だと思えなければ根底から崩れてしまうドラマ。彼女は”いい女”であるからこそチャン・セフンを強引に愛してもなるほどな、であるし、ソ・ジョンミンをこっぴどく振ってしまってもなるほどな、であるのだ。そもそもチャン・セフンとの結婚するために妊娠計画をたてる、とか、ソ・ジョンミンを愛していないのに結婚しようとする、とかいわば悪女。同じ悪女でもミランはイケテナイ。イ・ジウンがいい女なのは、あっさりと男性から立ち去れるところ。共感できる、というのはラスト前までであって、かといってラストがどうであればよかったかはあんまり考えないようにしています。激しい恋愛と別離から再会は10年後、という設定はチャン・セフンがそれなりの地位に上り詰めるために必要な時間であるのだろうけれども、ヒロインの年齢が30歳になってしまうので深く考えるととても微妙。更に3年後となるともっと微妙。私の中では27歳くらいに漠然と感じながら見ていたような・・・。流産までしてしまった恋愛と結婚は忘れることができないと思うから、韓ドラにありがちなしつこい恋の思い出のようなものも、このドラマに関してはとてもリアルに感じられました。やはり最初の2話が効いている。妊娠計画ともどもとっても説得力あり。
火の鳥_c0006350_1574931.jpg チャン・セフン演じるイ・ソジン氏、今回大いに見直しました。写真を見ると、あんまり見ていたいとは思えないビジュアルなのですが、チャン・セフンという人物にとってもはまっていたー。私の中ではイ・ソジンさんとイ・ビョンホンは似た傾向の役者さんでして、ファンの人からするとなんだそりゃー?だと思うのですが、両者とも素ではインテリ風で偉そう、というイメージでした。そして演技がしつこい。キスもしつこい。イ・ソジンさんを見直したためか?イ・ビョンホンまでもう一度ちゃんと見てみたいな、なんてことを思い始めていたところにオールインハイライト映像を見る機会があったのですが、ヘギョちゃんとのキスシーン&ベッドシーン・・・やっぱりしつこい・・・イ・ソジン氏よりも遥かに遥かにしつこい・・・でも魅力的かも??絶対に見たくないと思っていたイ・ウンジュさんとの共演映画「バンジージャンプする」を見てみよう、と思いました。イ・ソジン氏に戻りますと・・・演技大賞では気が狂った鳥のような頭になっていた・・・!!火の鳥だからか?いやいや、前年の茶母の受賞式でも実におかしな編みこみ髪になっていた記憶有り・・・。火の鳥_c0006350_1584870.jpg本当にお坊ちゃんなのかな?と大いに疑問なファッションセンスなのですが、人気カップル賞でセフン&ジウンが見事1位になり受賞する時のコメントで、「辛く長い撮影だった。撮影中はたくさん涙を流した。一緒に泣いてくれたイ・ウンジュさんに感謝の言葉をおくりたい(←あやふや記憶)」というようなことを言っていて、その言葉に心がこもっているように感じられたため、・・・いい男だよー!とまたまた高感度アップ。イ・ソジンさん、現在新ドラマ中のようでして・・・。ヒョンビンドラマもまだ見れてないのですが、イ・ソジンさんドラマもネット視聴に挑戦してみようと思います。
 おまけ:写真は公式ページより。AIIで動画配信あり。1話のみ無料。こちら。日本のテレビ局で放映されたものは音楽のほとんど全てが差し替えられていた、という話を聞き、逆にどんな音楽だったのか気になって1話の動画を見てみたのですが・・・音楽、差し替えじゃない原典バージョンである様子。
by chatttenoire | 2006-12-31 01:43 | 韓国ドラマ | Comments(0)