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-大好きなことと腹立たしきことを発散すべくつぶやくブログ-


by chatttenoire
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「宮」漫談(21話まで・ねたばれアリ)

 「宮」、あと3話になりました。今週は実家へお泊りは中止して「宮」の放送を家で見ることに。よって「アイルランド」祭りはまた今度。
 今日の「宮」は最初の2分くらいを録画しそこねたため、ちょっと気がそがれたのか、ちょっと内容が薄いように感じられたのでした。色々盛り上がって緊張感が高まっているのに、やっぱり引き伸ばしているかな(好評につき話数が途中で増えたそうで。)、と思えてしまう。今日の話で重要だったのは最初のインタビューシーンから宮へ帰ってからの皇太子の告白、ラストのユル王子の皇室へチェギョンへの愛の表明シーンと、その数分間だけじゃなーい。途中のチェギョンのむしろの上の懇願シーンはあまりにも長かった。でもあのむしろの上に座る罰とかいうものの背景をもうちょっとよく知っていたらもっと面白かったのかも。だって、あれに座るくらいでなぜ体をこわす、と皆が騒ぐのかがよくわからなかった・・・。
 前回リンクしたコラムに登場した”沈清(シムチョン)”に覚えが全くなかったものだから第1話&第2話を見直してしまいました・・・。出てきました出てきました、”沈清”。コラムの解説では、現在の韓国ドラマでは今までのお約束、韓ドラの法則から脱皮した新しいタイプのドラマが人気で、この「宮」の場合はシンデレラでもキャンディキャンディでもなく”沈清”と説明されています。”沈清”は韓国の昔話に登場する女の子の名前だそうで、お話はコラムにもざっと紹介されていますが、ネットで検索したらすぐに出てきたサイトをリンク。たしか第2話だったかと思うのだけど、チェギョンが皇太子妃に決定したことを友達に話さない間に報道されてしまったものだからすねてしまった友達にチェギョンが言うせりふ、「私はシンデレラ族なんかじゃない、私はシムチョンよ!」・・・と多分言っているのだけど、Mnetの字幕では私は”孝行娘”となっていたと思います。だから細かいですが、そのせりふの後の友達の「はー?」っていう反応の意味がちょっと変わってしまっていると思われます。第2話のラストでチェギョンが皇太子妃になるためのお勉強のために入宮する日、家の門の前で涙する父や家族に向かって言うせりふにもシムチョンは登場。でも字幕は”孝行”。確かにシムチョンでは何のことか一般的な日本人にはわからないので仕方ないかもしれないのですが、ここを見ながら字幕とはぜんぜん違うことを言っているな、意訳しているんだなー、と思った記憶がかすかに蘇ったような。孝行で話は通じるのだけど、シムチョンを使った一種言葉遊びのようになっていると思うので、シムチョンがわかった方がドラマが面白くなります。
 でもこのドラマがシンデレラでもなくシムチョン・・・というのはちょっとどうだろうかな・・・と思います。このドラマ、というかチェギョンというキャラクター、「花より男子」のつくしに似ています。言うなればつくしもシムチョンとも言えるかもしれませんが、「花より男子」はもはやキャンディキャンディと同じくらいスタンダードだと思われます。まず、チェギョンの実家の家族は全くもって「花より男子」。きっと今までドラマ化されたどの家族よりもつくしの家族に似ているよー。お父さんは専業主夫ではなかったかな。そしてシン王子は道明寺、ユルはまあ花沢類、とあてはめられなくもない。いや、ちょっと苦しかったか。ユルとチェギョンの関係がかなり違うかー。花より男子はつくしと類の関係が枕になって色々面白かったのだけど、宮はひたすらユルがせつない。昨日、「韓流ぴあ」(秋号でした)という雑誌をはじめて買ったのだけど、その中の「宮」特集の中でユルを演じたキム・ジョンフンのインタビューで特に辛かったせりふというのが挙げられていて、この撮影の後はその言葉が頭の中をぐるぐる回って心が痛んだ、ということが書かれてあって、私もその言葉が頭の中をぐるぐる回ってしまいました。
 ところで、この「韓流ぴあ」、結構気に入りました。「宮」特集も良かったー。このドラマの舞台美術(?)について詳しく解説されていました。あと衣装と食べ物も。背景がとにかくいいドラマなので、興味津々でしたから。韓国エンタメ関係の雑誌にはがっかり続きだったのですが、この雑誌はなかなか良いです。この前に「movieweek 韓国ドラマ通信」のサマー版を買ったのですが、これもまあ、良かったのですが、こちらは少し硬い感じ。日本語がこなれてないのか文章からも、レイアウトのせいか記事の整理ができてないためか紙面全体からも硬い雰囲気を感じました。そして題材は結構オッ?って感じなのに読むとなーんだ、みたいな全然目的に迫れてないがっかり記事が多かったような感じがしました。でも、どちらも次号を買ってみようかな、と思っています。ホットチリペーパーは惰性で買っていたのですが、こちらは終了予定。
by chatttenoire | 2006-09-10 00:32 | 韓国ドラマ | Comments(0)