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-大好きなことと腹立たしきことを発散すべくつぶやくブログ-


by chatttenoire
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ジェイ・チョウの歌詞の世界

 今日は仕事を家に持って帰ったというのに、仕事もせずにやっぱりジェイ・チョウ三昧。この人にはまると割と危険です。
 ジェイ・チョウのCDは「Initial J」は近所で買いましたが、最近そのお店には一枚もジェイ・チョウCDがありません。売り切れかな?単に置くのやめたかな?というわけで、その他アルバムは全部通販で買いました。まとめ買いしないと送料がかかるので、1回目は1枚目から4枚目の「葉恵美」まで、2回目は「11月のショパン」と一緒に「七里香」を買いまして、つまり現在主にこの二枚を聞いているのですが、「七里香」が思ったよりもすっごくてよくて(タイトル曲の七里香はイニシャルJに入っていたがあんまりいいと思わなかったのだ。アルバムで聞くとこれもいい!)、それで「11月のショパン」がかすんでいたのですが、今日は元気なのか、昨日うるさく感じた曲も薄く感じた曲も全部いい感じ。どっちにしてもジェイ・チョウは好きだということです。
 最近はCDについているVCDもみはじめましたが、最初の頃にMVを見るのを少し我慢したためにそれに慣れてしまっているようで、MVを見てもぴんと来なかったりします。韓国のMVを見慣れているため、少し違うのが受け付けないのか、それとも彼のビジュアルに慣れていないせいか、もしくはVCDなので画像が悪くて目がちかちかするためか。日本版が発売されたらDVDになるでしょうか。そういうわけで、私は彼の音楽は何かをしながら聞いている時以外は、歌詞カードを見ながら聞いています。歌詞カードを見始めたらこれが止まらなくなります。中国語は全くわかりませんが、漢字の羅列を見ているだけで楽しくなる。日本語の音にほんの少し似ている言葉があったりしてそれをひたすら追っている。漢字文化圏に生まれたことを少し嬉しく感じます。そして、前に買った「半島鉄盒」というジェイ・チョウ写真集と銘うたれている本は、写真集というより詩集として楽しんでいます。方文山という人の歌詞の原語と日本語の訳詩が一つの詩ごとに見開きでキレイにレイアウトされていて美しい詩集です。この詩集を読んで、聞いたことのない歌を聞きたくてしょうがなくなってこんなにたくさんCDを買ってしまったのです。題名だけ見ても魅力的。
「インディアンのキジバト」「ミラノの鍛冶屋」「ウィリアムの古城」「上海一九四三」
「爺ちゃんのお茶」「彼女のまつげ」「逆向きの時計」「完璧主義」「三年二組」・・・
 あんまりイメージを膨らませすぎて実際曲を聞いて少しがっかりした曲もあったのですが・・・。
 ネット上には訳詩をされている方のページもいくつかあるので少しご紹介。連絡なしにリンクして申し訳ないですが。(不都合がありましたら連絡ください。)
 ”娘子(ニャンズ)”というとても魅力的な歌があります。買った本には、娘子とは若い娘(古い呼称)となっていますが、妻という意味もあるようです。こちら。古典的世界が広がるような歌詞に、現代的な音楽を重ねる。歌詞の内容はせつないです。
 私はあまり好きじゃなかった”七里香(シルクジャスミン)”というジェイ・チョウのかなり有名な曲は歌詞がかなり凝っています。こちら。このページ中にリンクがありますが、逐条解説調のページはこちら
 私の大好きな曲”東風破”は娘子のように古典的世界の歌詞。漢字を見ているとまるで昔習った漢詩を読むようなのです。こちら
 これらは全部方文山の歌詞なのですが、先に挙げた題名の歌などだともっと遊んだ歌詞になっています。また、ジェイ・チョウ自身もいい詩を書いているようです。方文山だと本があるのでわかるのですが、ジェイ・チョウ他の人の歌詞だと訳詩がなければさっぱりわからないので(題名すら意味がわかりません。)、ネットで訳詩を見つけるとうれしくなります。
by chatttenoire | 2005-11-16 00:27 | 周杰倫 | Comments(0)