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-大好きなことと腹立たしきことを発散すべくつぶやくブログ-


by chatttenoire
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中国ドラマ色々

 「宮廷女官 若曦」がアマゾンプライムで見られることを発見してしまい、ちまちま見ようと思っていたところ、何を置いても最優先してしまうようになり、この週末一気見をしてしまった。今、見ている「延禧攻略」と時代がそうそう変わるものじゃないから(延禧攻略は皇帝が次の代)衣装の違いに注目してしまったのだけど、若曦の衣装もそう悪いものじゃない。淡いピンクや紫、ブルーを基調にしたかわいい乙女チックな雰囲気に彩られたドラマ。ドラマの最初の主題歌と最後の歌が良くって、この歌を聴いただけで、あー、この感じ、というドラマの感覚が思い出される感じ。基本、わかりやすく単純で、原始的。時を置いて見たら、八爺が最初から最後まで気持ち悪くって、なぜ八爺に惹かれるのかわからないし、実は四爺に惹かれる理由もさっぱりわからないドラマであり、また、四爺と幸せに恋愛をする時間というのがどれほどもないというすれ違いばかりのドラマだったという。「ロンコド、年羹堯・・・」と八爺に忠告する場面では、私は八爺が好きじゃないから、なんと軽率な奴メ、と思ったものよ。それが巡り巡ってしまうというドラマの大きなカラクリにあんまり気が付いてなかったかも。最後の十四爺の登場が痛快で愉快で、でも四爺とのすれ違いが可哀そうで、でもそこがいいドラマで、このラストめがけてなんだかわからないがぐいぐいと惹きつけられてしまうのであった。
 一方、「鳳凰の飛翔」の方は、若曦に夢中になると同時に脱落。衣装やセットの暗さや、物語の陰湿な空気がどうしても耐えられず。ろうやぼうに似ている、という話をちらちら聞いていて、見ながらあー、似ている、というポイントがいくつもあるのだけど、圧倒的に違う点は、ろうやぼうの感想で私が物足りないと言った”善なるもの”の存在で、チェン・クン演じる主人公は”善なるもの”のポジションであると思うのだけど、癖がありすぎて単純な”善なるもの”では収まっておらず(ろうやぼうにそういうものを求めていたはずなのに!)、主人公が戦う理由である”兄”もおそらく”善なるもの”の位置づけだと思うのだけど、そこら辺が全く見えないうちに脱落したのでなんとも言えないが、何が隠されているんだろう?というワクワク感や知りたい欲求が駆り立てられるような作りになっていないように感じられた。また、悪役たちに魅力が全く無い。ろうやぼうの悪役たちはキャラが立っていて素敵だった。鳳凰の飛翔の悪口が止まらなくなっていて色々な話になってないが・・・眠いのでまた明日。

by chatttenoire | 2019-03-17 23:36 | 中華 | Comments(0)