韓国ドラマ「秘密」「TWO WEEKS」「芙蓉閣の女たち」
2014年 04月 12日
まずチソン氏主演の「秘密」。最初の頃はファン・ジョンウン演じるヒロインが糟糠の妻みたいに貧しい時代の彼を支えて支えて、それなのになんだか捨てられそうで見てられなかった。ぺ・スビン演じる気が弱くていい人っぽい演技が若干気持ち悪かったのもあるが。そしてあれよあれよという間に交通事故が起き、犯人になってしまって・・・というか、交通事故、彼が車から降りて死体を見て帰ってきて、動揺をうまく隠していたのかもしれないが、隠しきれないだろー。彼の動揺に気づけない彼女なんてそんな関係はその時点でダメだろう!と私は思った。(この時のことは、あとで彼女の告白によって、実はドラム缶だけじゃないのでは、と気がついていた。だけど認めたくなかった。という恐ろしい心理現象だったとわかり・・・なるほど。半分納得。)刑務所に入るまではかなりもやもやしていたけど、刑務所の中で赤ちゃんを産んで育てる突き抜けぶりにもやもやは吹っ飛び、この辺りは食い入るように見ていた。そして刑務所を出て色々あってチソン氏演じる御曹司と恋愛関係になり・・・この辺りになるとちょっと私としてはこのドラマは面白くなくなった。なぜだろう?チソン氏が肩が大やけどでケロイド状になっている彼女に逆に惹かれてサディスティックに愛する辺りの設定はうまいなあ、と思ったけど、御曹司のチソン氏は「ボスを守れ」が断然良かったなー、と比べるのも変なのだけどどうしても比べてしまって・・・。ぺ・スビンさんはかなりやりがいを持って演じられたそうで、そんな充実感が感じられた。イ・ダヒさんもファン・ジョンウンさんもはじめてみる役者さんだったのだけど、イ・ダヒさんは一見姿勢が悪そうな背中なんだけど、なんとも言えない美しい曲線を持った女優さんだと思った。百済観音みたいなラインだ、と途中で思いついて、百済観音の美しさなんてよくわからないと子供の頃は思っていたが、なるほど、こういうラインを持っているから美しいのだ、と気がついた。
「TWO WEEKS」は全部見てなくてとぎれとぎれ視聴。あざとい作り笑顔だとわかっていながら、子供の演技にちょっと釘づけになってしまう。イ・ジュンギもヒロインのパク・ハソンも好きなんだけど、まあ見ても見なくてもどっちでも良かったかな、というドラマだった。
「芙蓉閣の女たち~新キーセン伝」は、去年、まずBSでララが破談になる辺りから見て、KNTVの再放送でまた同じ辺りの話から見て、と後半(ホントに後半3分の1もしくは4分の1くらい)を2度も見て、なんとなく最初から見たいなあ、と思って、最近レンタルで最初から見なおしました。このドラマ、私は好きです。何度見ても面白いなあ。このドラマのポイントはまず第一にはアダモが美しいこと。演技力がどうとかいわれていたそうですが、そんなことはどうでもいい。とにかくスタイルが良く顔が好みです。ヒロインのお顔は苦手です。(しかし相棒は美しい、と喉を掘って誉めているので、一般的に美しい顔立ちなんでしょうかねえ。)そしてヒロインは設定のためかもしれませんが、溌溂としたところがなく、台詞も説教臭いのであんまり好きではないのですが、アダモに好かれる役なので仕方なく受け入れて美しい人なんだと思いこむようにして見ていました。このドラマが面白いと思うのは、無理やり感のある部分も多いけども、人物の描写がうまく、配役も見事だなあと感じられるところ。例えば思いつくのは、ララの育ての母がつんとしてプライドが高く、アダモの母がなんとなくお嬢さん育ちで鷹揚な感じを表現するのに、アダモとララのお見合いの席で二人ともイカスミスパゲッティを食べるシーン。お見合いの場でイカスミはないだろうと思うのだけど、ララの母が上手に食べるのに比べて、アダモの母は口中を真っ黒にしてしまう。ララの産みの母のお金に対するいやらしさとか、コンジュの母のもっともっと上前を行く下品さとか(トイレでの話は衝撃的でかなり愉快!)、ララの祖母の祖母なのにおきゃんな感じとか、キーセン店の伝説のキーセンであるオ社長が女性として自身に満ちあふれていて、クム院長にターゲットを絞って思いっきり体当たりするのに、恋愛を知らないとある意味見下していたハン・スンドクに負けてしまうとか、そのいきさつは社長にとっては恥ずかしく女性として悲しいことだろうけど、それを飲み込む人生模様とか、とにかく色々面白い。若い女性陣ではコンジュがかわいくて好きだった。ララもかわいい。前半は暴れまわっているけど。おじさんの中ではやはりア・スラさんのキャラクターは群を抜いて際立っている。きっと脚本家もア・スラさんが好きだったんだろう。憑依のシーンは面白くて笑い転げてしまった。将軍だなんて。本当に笑える。
「芙蓉閣の女たち~新キーセン伝」の感想 納得です。(^_^) ホント アダモのお顔が 気に入れば このドラマ OK ですね。私も アダモ 男前~~と 最後まで 思ってました。
あと それぞれの配役、人物描写が 上手いですよね。ララの祖父母も好きでした。 爺ちゃん 早々に 絶命 残念でした。
脚本が イイんでしょうね。
なんといっても アスラさん!!!憑依場面は 思い出しても 笑えます。
「秘密」 これ 面白かったです。泣けとばかりに流れる OSTも良かったですし。 死亡交通事故を巡って ドラマの展開が早く
目が離せない状態でした。 ファン・ジョンウムと ベスピンの 秘密がどこまで 続くのか?も 気になったし。チソンが いつまで、どこまで 執拗に ファン・ジョンウムに 復讐し続けるのか 気になりました。
2人が ラブラブになってからは ちょっと テンション 落ちました。
コメントありがとうございます。芙蓉閣、ララのおじいちゃん、かわいくてどこか格好良かったです。私も好きでした。
あと、書くのを忘れていましたが、途中で登場したマ社長、私は”あり”だと思いました。アダモを忘れるためにはあのくらい劇薬が必要かと。ただ、髪上げ式の時にはやっぱりマ社長は老けて見えて残念な感じだったけども。マンションで二人で静かに暮らす分には結構いいんじゃないかと思いました。
秘密は前半が面白かったですね。夢中で見ました。やっぱりラブラブになってからテンション落ちました?そうですよね。