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-大好きなことと腹立たしきことを発散すべくつぶやくブログ-


by chatttenoire
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「女の香り」

 字幕なしの動画で最後まで見終えました~。
 以下、ねたばれあり。

 第2話までの感想を前回書いていますが、3,4話を見て面白かったので、動画で見てしまいました。韓国語、細かいことはわかりませんが、中国語よりはわかります。・・・
 まずは、最初の主人公の旅行の沖縄旅行・・・このドラマは「バリでの出来事」に色々と似ているんですが、この旅行もバリが良いのになあ。でもバリにはタンゴなんてありえなさそう。沖縄にも無さそうなんですが行ったことないのでわかりません。わからないんだけど、いかすみやきそばって沖縄名物??ウェディングが有名??なまじ日本なだけに疑問が渦巻きます。そんな疑問は脇に置いて、この沖縄旅行で自然に本部長と近づくのがいい出だしでした。そしてタンゴを通じて更に感情が高まっていくのを表現しているところが大人なドラマな感じで良かったー。でもタンゴは一貫性がなくって途中で途絶えてしまった。
 本部長演じるイ・ドンウク氏は軍隊を出てすぐにこのドラマに出演したようです(?)。なので最初はちょっと勘がにぶっていたのかな、結構良くなってきた、と思ったら、ヒロインの病気に気がついて、いったんヒロインと別れて、その後色々、という感情がかなり大きく表に出るシーン、やはり大いに物足りない演技。メリハリ不足です。あんまりオーバーな演技をする人も苦手なんですが、もうちょっと出そうよー、と。しかし、その後、ヒロインと平穏な日々を送る本部長は素な感じでいい感じでした。(本人比で。)
 そんなイ・ドンウク相手に堂々とした演技を繰り広げるキム・ソナ。やはり彼女はうまい~。思わず泣かされたシーンも数知れず。イ・ドンウクじゃやりにくいんじゃないかと思うけれども、相手役がもし彼女以上に演技達者な男性だったとしたら?彼女の伸び伸びした演技は見られないのでは?どうでしょう?ヒョンビンとの時のようにちょっと物足りない男性との組み合わせの方が彼女は面白い気もします。(そして相手役の男性のかわいらしさ、美しさがひきたつ。)
 ただ、彼女が死ぬ前に叶えたいリストが次々と叶えられていく様、病気だとわかってもそっと傍にいてくれる彼氏、ラスト数話はそれらが畳みかけられるように描かれ、食傷・・・。キム・ソナの肉食系というかドスコイ演技とこの設定が逆効果となっています。多少欠けているところがあってこそのドスコイ演技。何もかもが満ち満ちていると息苦しくなってきます。
 というわけで途中はとても面白かったんですが、ちょっとラスト数話が残念なドラマでしたー。しかし、余命いくばくのヒロイン、御曹司との恋愛、目新しくもない題材であるにもかかわらず、キム・ソナというはずせない要素、プラスちょっとした目新しさを取り入れつつ、なかなかうまく作られたドラマでした。
 目新しさの一つだった中学校(小学校?)の同級生の医師を巡る病院でのエピソード(おちびちゃんのエピソードなど)。同級生を演じた役者さんはどこかで見たことがあるがどこで・・・?と思っていたら「彼らが生きる世界」の嫌味な監督でした。そしてその監督と恋愛関係になる駆けだし女優がイ・ドンウクと婚約していた社長令嬢では?このカップルはまたもや共演だったんですね。同じシーンは全くと言って無さそうでしたが。
by chatttenoire | 2012-02-09 01:14 | 韓国ドラマ | Comments(0)