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「秘密の森」

 韓国ドラマ「秘密の森」を見ました。
 先週は一気にこのドラマを見ていて、睡眠不足気味の毎日で、意味もなく不機嫌になったり・・・気分転換のドラマによって体調不良&不機嫌になっちゃ本末転倒だよ・・・と自分でツッコミながらもやめられないドラマ視聴です。
 主演の二人組がいい感じで、まあ、当然こちらはあのチョ・スンウとぺ・ドゥナだとわかって見ているし、それがお目当てで見ているのもあるんだけど、やっぱり違うな、と感心させられましたし、それが(もしくはそれのみが)最大の魅力のドラマだと思いました。ちょっと驚きだったのは、チョ・スンウ演じるファン検事の検事仲間というか、いやーな奴であるソ検事を演じるイ・ジュニョク。「君も人間か」と「詩を忘れたあなたに(最近、ラブ・セラピーとかいうふざけた邦題で普及されているようですが・・)」で立て続けに見た俳優さんが・・・なんだか印象の全く違う役を演じている!なんだか似てるけど違う人かな、と思ったよ。やるなあ。
 ちょっと視聴完了から時間がたっているので、こう、感想が沸いてこない感じなんですが・・・このドラマのハイライトは、ファン検事とハン刑事が屋台で向かい合って話をする中で、自分を疑わないのか、とファン検事が言い、ぺ・ドゥナが当然疑っているし、見張ってるよー、と言いながら見張っているジェスチャーをしたら、ファン刑事が笑ったところです。というのも、ファン検事は幼い頃に脳の手術によって感情を失っているという設定で(そんな病あるの??検索しようと思ってたけど忘れていた。)、ドラマ中、感情表現を確かにしないのですが、すっごくいい笑顔を見せる一瞬なのです。このエピソードの頃には、特捜チーム(特任だったか?)が結成されていたか、でその特捜チームの人が全員怪しく見えるみたいな面白い演出になっていて、探偵ものみたいだなあ、という辺りで、その後、特捜チームの一人が犯人だよ(そしてバックもなんとなく見えてきた)、ということになった辺りから急激に私の中では面白くなくなりました。
 韓国の検事モノみたいなのを見ていたら、悪人の裏に更に悪人がいて・・・という限りない連鎖があり、目の前の悪人をつかまえてもその後ろにいるもっと大きな悪人はノウノウとしていたり、なんとなくぼやかしてラスト、みたいな演出もチラホラみますし、このドラマも次々と大物の上に大物がいて・・・という流れがあって・・・でもまあ、納得できるところにおさめているドラマだと思います。組織や縁故みたいなもののしがらみの中で、罪を犯さざるを得なくなったり、罪までいかなくても良心に反するようなことをせざるを得ず、なんとなくそれに目をつむってしまったり・・・前回も書いていますが、まあ、自分の立場とも置き換えて、もしくは、ろうやぼう2なんかも思い出しながら、自分の中で良心に反しないことをする、これが大切だな、と思うわけでした。

# by chatttenoire | 2019-08-11 18:48 | 韓国ドラマ | Comments(0)

「密会」見直し

 韓国ドラマ「密会」、何度か見ました。最初見た時はほとんど理解できてなかった権力構造も随分わかってきた気がします。ねたばれ多分あります。
 前回書いたような日頃、権力の嫌な部分を目にしている状況でこのドラマを見るのは、ちょっと気分が悪い時もありました。甘美で激情的な恋愛が軸となっているのだけど、苦い、目をそむけたくなるような苦いドラマでもあります。会長、そしてその娘は王と王女、妻はその権力に群がる人間の一人でしかありません。オ・ヘウォンは自分を奴隷などと表現していましたが、やはり権力(金銭)に群がる人間の一人です。ソンジェと恋愛をしてなかったら、ヘウォンはキム専務の攻撃を撃ち返したんだろうか??どうだったでしょう。ともあれ、ラストは・・・最初見た時はさして苦く感じなかったのだけど、今回、やたら苦い。というのも自分がその間に子宮がん検診で要精密検査になってしまったせいがあるかもしれません。このドラマのヘウォンの設定は40歳で、20歳のソンジェと恋愛して自分の体の老いを嘆いているのを見て、40歳なんてまだまだ若いじゃないの、と思ったのですが、映像で見るヘウォン演じるキム・ヒエさんが40歳よりちょっと上に見えるんですね。今の私と同じくらいの歳の頃にこのドラマを撮影したようです。肌もきれいだし美しいし、若々しいけども、やっぱりそういう風に見える。だから老いを感じるという部分が生々しく見えてきました。そして20歳年下の男子とおつきあいするという状況もより生々しく想像できてきました。この歳に収監されるって・・・収監されてからソンジェと会ったヘウォンが「私を忘れてもいいわ。去ってもいいわ。」というのがよくわかるし、「家があるのでどこへ行くというの?一度くらいは一緒に暮らさないと、今別れたらもったいない」というソンジェに「じゃあ、そうすれば」と格好つけながら涙が出ているヘウォンがやはり苦い。ソンジェのキャラクターを評して「天使のよう」みたいな表現をしているものを見たけれど、彼は天使などではないので、この先・・・最初に見た時はとても楽観的に永遠に二人は続くと思えたけど、現実問題、厳しい面もあるだろうな、と少しだけ想像する。レイモンド・チャンドラーの伝記をテレビ番組で見た時に、年上の女性が魅力的に見せることのできる年齢に限界があるのだということをなんとなく知ったのだけど(うろおぼえであるが・・・チャンドラーは18歳年上の女性と結婚した。恋愛関係であった時には、そこまでの歳の差だとは気が付いていなかった。チャンドラーが40歳頃に、妻は老いを隠せなくなってしまい、チャンドラーは不倫するようになった。)、あなたが40歳の時私は60歳、という台詞があるように、もし10年も刑務所に入っていたら、現実問題はとても厳しいだろう。(刑が1年なのか、10年なのかをセリフからかなり読み解こうと苦心したけども・・・ちょっとわからなかった。楽観的に見れるときは1年半くらいだろうと思えるし、悲観的な時は10年だろうと思える。)このドラマでもセリフで登場するポゴレリチというピアニストは14歳年上の女性と人生を全うしたようであるが・・・ちょっと浅ましく検索して調べてしまった。14歳年上の先生と22歳の時に結婚して40歳より前に妻を病気で失ったらしい。まあ、どうでもいい余談でした。
 さらに、どうでもいい余談ですが・・・最初見た時、”耳音痴兄さん”はどうなるんだ?この話は回収されないのか?と思ったんですが、今回見て、ソンジェは”耳音痴兄さん”=ヘウォンだということに気が付いたかも?と思いました。それがこの話の回収じゃないかな、と。ソンジェは五重奏の演奏会にヒョンを誘うんですが、ヒョンの返答が”女神をまず誘わなくていいのか?”と聞くのですが、女神を誘ってないことを知っていること、誘わなくていいのか、という言い方から気が付きそうなものです。そして、誘ってないヘウォンが五重奏を聴きにきたことをソンジェは察知したし(どうして察知したのかがこれまた謎ですが、気が付いた生徒がそれとない合図を送ったのか、雰囲気で察知したのか)。しかしヘウォンはずるいです。耳音痴兄さんとの会話を通じてソンジェの気持ちを把握しているわけですから。この耳音痴兄さん関連エピソードはうまいのかうまくないのか判断がつきませんが、まあうまいんでしょう。
 最後にクラシックについて。このドラマを見ていたら、クラシックばかり聞いてしまうようになります。荒川さんが滑っておそらく初めて認知したラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」も初めて、最初から最後までききました。一番の収穫は、リヒテルを知ったことです。アルゲリッチもおすすめされた(アマゾンに)ので聴いたのですが、最初はその情熱的な演奏に血液が沸騰する気分になったのですが、日によってはうるさくて仕方なく聞こえます。リヒテルは、聞いていてやはり興奮するようなリズム感があるのですが、睡眠にもいい感じです。あと、リヒテルを聴きはじめたせいか、シューマンを結構聴くようになりました。
 蛇足の蛇足。なんで苦いドラマなのかと言うと・・・ドラマ中、ヘウォンは悪人ではなく、会長や会長夫人、会長の娘、会長の娘の夫一族、会長夫人の取り巻き、ヘウォンの夫などなどがものすごく悪者みたいに見え、裁判でもヘウォンはほとんど言い返さなかった一方、その他の人たちは少しでも刑を少なくしようと必死で、なんだか一人割に合わないように見えてしまうのだけど・・・私もそうなんだけど、組織の上から命じられて仕方ない、とか組織の立場上仕方ない状況なのだ、とか言い訳はいっぱいあっても、結局自分も加担していて、ヘウォンも言ったように、自分で考えて自分で決断して動いたこと、ということ。自分にもそれが突き付けられているようで、それがとても苦い。

# by chatttenoire | 2019-08-03 23:44 | 韓国ドラマ | Comments(0)

権力

 私は今、元の職場から出向中で、その出向先はいろんなところから出向してきた人が集まっているのですが・・・出向元の一番大きな組織が、この出向先に一番大きく影響しており、その組織の権力を巡ってそれはそれはドロドロとした人間模様を繰り広げられており、そのドロドロに立場上、巻き込まれ、なんだな変な組に属してしまって足が洗えなくなってきた、みたいな、嫌な状況に陥っています。こうした中、今、見ている「瓔珞(原題:延禧攻略)」とか、「チャン・オクチョン(張禧嬪)」(これはユ・アイン出演の韓ドラ)、「霜花の姫~香密が咲かせし愛~(原題:香蜜沉沉燼如霜)」などを見て、皇帝だとか王だとか天帝だとか、それに対する女性を巡る物語を見ながら、最初、瓔珞のあらすじを知った時は、女性たちがあまりにもエグくってうんざりしてしまったのだけど、とてつもない権力者の女性たるもの、それに見合った非情さがないと釣り合わないのだろうな、という気持ちになって見ています。瓔珞が正義でその他の女性たちが正義ではない、とかそういう問題ではない。勝つか負けるか、勝負に加わるか加わらないか、もしくは勝負から抜けようできるのかできないのか、そういうことなんだな、と思います。それはチャン・オクチョンを見ていてよりはっきりしてきました。チャン・オクチョンは最初、純粋に王を好きになったのだけど、いざ、王と付き合うとなると純粋さなどほとんど意味がなくなってしまいます。情の部分を持ちながらも、非情さと勝負に勝つか負けるかが99%以上になってしまう。逆にそうでないとわずかに占めている情が保てないということです。霜花の姫も天帝とか天后が相当に嫌な奴らなんだけど、ある意味彼らの嫌な部分というのは当然の姿でもあるわけだと思うのです。この物語は神というか仙人というかそういう話なのでよりすっきりと伝わります。天っていうのは結局のところそういうものなんでしょう。とはいえ、この3つ、楽しく見ています。時々、現実世界の激しさに埋もれているときは、あらすじが頭に入っていかないときもあるけども・・・。
 「霜花の姫」の感想を書くのは初めてですが・・・夜神殿下が幼少期を思い出したところで母が天后に殺され、その天后が更に自分を攻撃してきたところで覚醒(?)し、水滴がどんどん立ち上り天后に向かうシーン、格好良かったなあー。錦覓なんかにもうこだわらなければいいのに。このドラマ、天帝はゼウス神だなあ、と思いながら見ています。いろんな女性に手を出して彼らがいかに不幸になってもケロっとしている。最近の回で、天帝は孤独で辛い、みたいなことも口走っていたけども。天后とか、天后の息子(火神)とくっつけようとしている親戚の女性みたいなもの(?)が鳥族だとかで、「鳥」が忌々しく思えてくる今日この頃です。まあ、うまくできているもんで、ヒロインは「花」。確かに、花じゃあ弱々しそうですなあ。

# by chatttenoire | 2019-07-21 12:14 | 中華 | Comments(0)

「密会」2度目視聴中&クラシック

 韓国ドラマ「密会」を2度目視聴中です。すごい勢いで見ていて、もう後半戦。
 このドラマの唯一の欠点というか、”古い”と感じる点は、女性性の強調みたいな部分。ヘウォンは男勝りなピアノ弾きであり、仕事の方でも男性以上であるのだから、もっと男性性みたいなものが感じられても良かったと思うんだけど、演出的にどちらかというとオールドスタイルの女性。そうなんだけども、演じるキム・ヒエさんの存在感で絶妙に陳腐さが回避されている。2度目に見てもよくわからなかったのは、ヘウォンの夫が占いに行くのだけど、ヘウォンのことを占い師が、この女性は仕事や名誉が大事で恋愛に興味がない女性である、と強調すること。わがまま2世のヨンウが彼が占った内容はなんだったのか、とヘウォンとソンジェの仲についてヒントを得ようと占い師のところへ現れた時も、彼女は恋愛に興味がない女性です、と断言。実際の占いの見立てはなんだったんだろう??占い師がそのように言うことは占い師にとってどんな意味があったんだろう??巻き込まれないための処世術なんだということはわかるんだけど、ヘウォンがソンジェに惹かれた訳には、純粋な恋愛感情や音楽性以外にも「お仕事」も大きなウェイトを占めていたのかも、と思い当たった。音楽家の恋愛というものはそういうものなんじゃないだろうか。要するに「お仕事」ドラマであるのだ、と、感じられるがため、彼らの歳の差の恋愛とか、不倫とかがさしてセンセーショナルに感じられず、当然であるように受け止められる。それにしても、最初の最初っからヘウォン夫にある程度つかまれてしまって、ハラハラというかこんな調子じゃどうなるの、と思わされながらも、絶妙に決定的証拠をつかまされず愛を育んでいくというこの脚本、見事であります。
 それから、クラシック音楽キーワードをキャッチして検索やダウンロードを繰り返しながら見ています。最初は例のシューベルトの連弾曲を探していたんだけどなかなか見つからない。(無料のアマゾンプライムでは、ということ。)仕方無しに弦楽四重奏とか歌曲とかをダウンロード。次に、ブラームスの前奏曲などのピアノ曲をダウンロードしようともがいたけどもうまくいかず。グレングールドの「10 Intermezzi」を持っているので、これ以上はないかも、と思うところ。あと、リストのスペイン狂詩曲をダウンロード。リヒテルの数枚をダウンロード。マリア・ジョアン・ピリスも2枚ダウンロード。リヒテルで思い出して昔買っていた吉田秀和の「世界のピアニスト」を斜め読み。ダウンロードした中でもリヒテルとマリア・ジョアン・ピリスは大収穫。すごくいいです。現在「密会」クラシックアルバムを購入するかどうか悩んでいるところ。
 ソンジェを演じるユ・アインについてあまり書いてなかったかな??当然、心揺さぶられています。ソ・イングクは演技がうまいと思っていたけども・・・クラスガタルラ、かも。違う種類である、ということにしましょう。アマゾンプライムで「チャン・オクチョン」をちょろちょろっと見ています。こちらはドラマ自体がクラスガタルラ。

# by chatttenoire | 2019-07-07 12:46 | 韓国ドラマ | Comments(0)

「密会」視聴終了、「スカイキャッスル」

 韓国ドラマ「密会」視聴終了しました。
 ラスト、ソンジェの部屋を長映しする映像を見ながら、名作だな、としみじみ感じました。”名作”である、と感じられる韓ドラには最近長らくお目にかかっていません。面白いとか、考えさせられるドラマは色々あるものの、とにかくいい意味でも”軽い”ドラマが多い中、ずっしりとした感触のあるドラマでした。アン・パンソク監督ドラマを見るのはこれで4作品目なのですが、ドラマ中、チョ教授がヘウォンを評する言葉通り、これこそがメインテーマで、あとは変奏曲ではないか?と思わされました。「風の便りに聞きました」の奥様にキム・ヒエがキャスティングされていたのに、断った、というエピソードを読んだのですが、あのドラマ、キム・ヒエが演じていたら・・・全然別のドラマになったに違いない。一体どんなドラマになったのか、と気になるものの・・・「密会」があまりにも完璧で、完璧すぎるので、別のドラマに出演したら密会の完璧さが崩れるかも・・・と思えるくらい完璧なドラマで、なので、次のドラマに手を出せないのではないかと思います。・・・と思ったら、翌年に別のドラマに出演しているみたいでしたが・・・。
 私自身、ピアノを”多少”弾けたことがあるものだから、ドラマなんかのピアノを弾くシーンは、斜めで見るようなところがあるのですが、そして、2話くらいまではなんだかなあ、などと思いながら見ていたのですが・・・主演の二人はピアノが弾けないらしい!しかし、演じるということはこういうことなんだな、と感嘆してしまう二人のピアノ演奏演技です。そもそもセクシュアルな表現にピアノ演奏シーンが用いられるなんて・・・そして、ユ・アインは全身セクシー、全方向セクシーそのものです。このドラマで取り上げられるクラシック、当初はふーん、くらいにしか思ってなかったのだけど、じわじわじわじわとキます。プライムでクラシック曲をたくさんダウンロードしてしまった。それから、このドラマのエンディングなんかも有名クラシック曲ではないかと勝手に思っていたら、オリジナル曲も結構、あるようである。わからない曲は全部、ブラームスに聴こえていたときもあったが、ブラームスは間奏曲のみのよう??
 「密会」を見終わった後、スカイキャッスルを見始めましたが・・・上流階級を目指して足掻く感じのところは一緒で、しかし、スカイキャッスルはそれぞれの人の謎を小出しにしていくところが目を引くだけで、中身はさほど変わったところがなく、よくある話、以上はないのではないかと思うんだけど、これからもっと違った展開があるでしょうか。「密会」は少し前のドラマだと思うのだけど、今見ても全く遜色のないお金持ちっぷり。スカイキャッスルは日本のスタンダードを超えたお金持ちっぷり??おそらくスカイキャッスルの階層は中流の少し上、というところだと思うけれども。ピラミッドでも示されていたけれども。

# by chatttenoire | 2019-06-30 15:34 | 韓国ドラマ | Comments(0)

「密会」と「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」

 「寵妃の秘密」を見るためにLaLaTVを見始め、終わったからやめようと思っていたけど、綺麗なお姉さんが放送されるとわかり継続していたら、次に「密会」がはじまった!見たいと思っていたけど、ついに見られます。どちらもアン・パンソク監督ドラマ。このコンビ(コンビじゃなかった。一番下のとおり。)の作品は「妻の資格」と「風の便りに聞きました」と綺麗なお姉さんの3本を見ています。このコンビ(※)の存在を意識したのは綺麗なお姉さんを見てから。妻の資格の時にはあんまりこの独特のテイストに気が付いてなかったかも。綺麗なお姉さんは初めて見た時から感想はさほど変わっていない。(自分感想。。)ただ、初めて見た時ほどチョン・ヘインに胸打たれてはいません。だいぶん、慣れた?足の長さ、頭の小ささには時々びっくりしたけど。2度目に見ると、やっぱりお姉さんは随分お姉さんなんだな、と思いました。チョン・ヘインの彼はやっぱり年下君だなあ。途中、後半の辛さを知ってるので、視聴をためらってしまい、最後を見てから途中を乗り切ったりしました。そのさなかに「密会」がはじまり・・・現在4話まで視聴済。美しい女性のハイヒール、靴、靴からのびる足を意識した感じは、綺麗なお姉さんに重なり、この監督は靴フェチ?ハイヒールフェチ?とか思ってしまった。「密会」は綺麗なお姉さんというか・・・美しい女性・・・もっともっとボリュームがある(年齢的にも美しさ的にも身体的にも社会的地位的にも豪邸具体も)この女性に、ユ・アインのボリュームが合っています。ユ・アインの家の貧しさが・・・ひと昔前の韓ドラを思い出します。この真逆の世界を見て、綺麗なお姉さんを見るとなんだかガクっとする感じだけど、中間層の上下間での葛藤がこのドラマの設定。より現実的でわかりやすく、だからこそヒリヒリするドラマです。済州島に行くのはこのドラマ自体が逃げているとも思うけど(あんまり現実感がないから)、ハッピーエンドじゃないとみているこちらが辛すぎるので、まあいいでしょう。「密会」を見て、ソ・ジュニのお姉さんがいる!ユン・ジナの鬼婆母がいる!会社のセクハラ理事がいる!と、またこのコンビドラマの登場人物探しが楽しいです。ソ・ジュニのお姉さん、そういえば風の便りにも出てたかも。
※最初投稿した時は監督と脚本も全て同一人物作だと勘違いしていたのだけど・・・どうも、綺麗なお姉さんの前3作がチョン・ソンジュ脚本、綺麗なお姉さんはキム・ウン脚本、そして次作が今、放映中のようだけど、次作も同じ綺麗なお姉さんの脚本家とタッグを組んでいるよう。なるほど。

# by chatttenoire | 2019-06-08 21:29 | 韓国ドラマ | Comments(0)

「延禧攻略」30話まで

 私は、最後まであらすじを読んでいるので、注意あれ。
 このドラマを最初に見始めた頃、今まで見た後宮者の皇后に比べ、このドラマの皇后があんまりにも弱弱しく、弱いことも罪であることよ、と思ったものだ。自分が瓔珞をどうして庇うのかを皇帝へ切々と訴える皇后を見て、思わずじーんとしてしまったのもだけども、弱肉強食で、本能によって皇帝の寵愛を奪い取らなければならない紫禁城の中にあって、自分探しをしているような皇后は本当に弱々しい存在でしかない。一方の瓔珞は・・・彼女は本当に「泡沫の夏」の夏沫そのもの。恋愛感情よりも家族の情が強く、基本のスタイルは、弱きものを助け、受けた恩義にはとことん報い、自分を攻撃するものに対しては、やられたらやり返す、そして家族の情に触れる者は撃ち落されます。皇后は彼女に恩を与え、そして彼女の家族の情の域に入ったため、瓔珞は皇后にとことん報いていきます。そして、それは彼女の恋愛よりも強い情なのでしょうか??ドラマを見始める前に、姉の復讐のため後宮に入った瓔珞は、姉の死に傅恒が絡んでいることを突き止めるが、好きになってしまって・・・みたいなあらすじが書かれてあったので、復讐心と恋愛感情の葛藤ドラマかしら?と勝手に想像していたのですが、彼女にそんな湿っぽい葛藤は一切無い。思っていたことは全く違っていた。細かいことはこれからのお楽しみ。
 しかし、傅恒は、なぜ彼女を好きになったのか?無難な感じのおぼっちゃまなのに、なぜエキセントリックな彼女を好きになってしまったのか?「泡沫の夏」の男たちのように明確な理由は見出せません。ドラマ中によく出てくるセリフによって瓔珞がとても美しい、ということが示唆されていますが・・・。(実際の映像の瓔珞は私の目には正統派美人というよりも、エキセントリック美人に見える。)演じている男優さんは、演技はうまくなく、むしろぎこちなく見えるけれども、この役にそれが逆にとても合っていると思います。人生を巧みに生きることが下手なおぼっちゃんに見える。このおぼっちゃまに惚れている女たちがこれから血みどろ劇を繰り広げていくのだけど、しかし、女たちにそこまでさせるほどのアピール力は彼から感じられず、さもありなん、とはならず。そういう意味では皇帝の方がアピール力が高いと思いますから。皇帝が瓔珞を好きになった理由はよくわかるように描かれている。ただ、好きだという感情の表明がとても幼稚で、素敵~、とは思えない。
 数話前から袁春望という謎めいた男が本格的に登場しているのだけど、彼もセリフによって男前であることが示唆されている。しかーし。確かに記憶に残る顔なんだけども、男前とはちょっと違うよなー・・・というところ。中国的に彼のような顔はとても男前なのかなあ??序盤に嫻妃が高貴妃のせいでお金の工面ができない、というような場面で登場して、この人はこれから重要人物になるのかしら?というような描かれ方をして、かなり記憶に残っていた。ということは演技力があるのかな、と思うのだけど。袁春望と瓔珞は似通った人物として描かれているけども、結末は大きく分かれる。彼らの違いは、スタートの家族の情だろうか。袁春望の家族の情は屈折したものであるため、大切な物がぶれてしまったのかもしれない。

# by chatttenoire | 2019-06-03 01:36 | 中華 | Comments(0)

「延禧攻略」第28話まで

 「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~(原題:延禧攻略)」第28話まで見ました。このところの2~3話がものすごく面白くって、10連休にラストまでざっと見れる動画を見て、あらすじを追って、テンションが下がっていたのですが、字幕付きでちゃんと見ると面白い!
 面白いと思ったのは、瓔珞と皇后の二人の女性の心情にとても現代的な部分があるところ。とくに白眉であると思ったのは、皇后が皇帝から瓔珞を守るため、自らを語るシーン。皇帝と結婚して以来、女性としての徳、国母としてのふるまいを常に求められ、自分が自分ではなくなってしまった。これは日本の現在の皇室でも同じことが繰り返されているのでは?もしくは、現代日本の女性に求められていることも、この時代の女性の徳と、基本ラインはほぼ変わってないのでは?そしてなぜ皇后が瓔珞を庇うのか?「瓔珞は他の何者でもありません。生き生きとしてわがままで闘うことを恐れない。他の者のように誰かの傀儡にはならない。瓔珞を守ることは失った自分を守ること。」”自分とは何か”を後宮で考える女性ってとても現代的じゃないかしら?
 一方の瓔珞は、皇后を守ることも必至であるものの、皇后と同等に大切である姉への復讐は決して忘れられない。皇后の弟、傅恒から求愛され、ほだされて(?)その気になっていたものの、皇帝からおまえのような女と傅恒との結婚を認められるはずがない、と罵られ(しかしそれは皇帝からの天邪鬼な求愛でもあったが)・・・皇帝から言われて目が覚めた、あなたに私はふさわしくない、私は確かにあなたが好き、でも復讐が一番大切、恋だの愛だのなんてどうでもいい!、と傅恒を撥ね退ける瓔珞はほれぼれするほど格好いい・・・中国ドラマに時々登場する強い女性です。(シャーモーみたい??)そして復讐の見返りに、本当は殺されているところであるが(皇帝がいざとなるとどうしたのかは不明)皇后の必死の訴えによって辛者庫という謎部署へ送られ、し尿処理をしているところへまたもや傅恒の登場。痴情のもつれ的な話の中で、やっぱり負けん気が強いので体で弁償します、というようなことを言う瓔珞。感覚がやっぱり現代的。古い宮廷を舞台にして、服装や舞台装置は古風そのものであるのに、感覚は現代的である人物が描かれ、生き生きして見える。瓔珞が病の皇帝を看病した時に、皇后のことを聞かれ、受けた恩を返しているだけです、みたいなことを答え、皇帝から、では私が冷たく対応したら冷たく返すのか、と聞かれ、「当たり前でしょ」と心でつぶやくものの真面目に回答する瓔珞がまた面白かった。
 最後まであらすじを追いかけ、様々な登場人物たちの悪辣さに胸やけし、また正義のように中心で描かれる瓔珞に多少疑問を抱いてしまい、またいくつもの悲恋が哀しくって、テンションが下がっていたのだけど、やはり瓔珞は爽快。復讐も、そんなにうまくいくわけないようね、という展開でしたが、大変爽快でした。

# by chatttenoire | 2019-05-22 23:16 | 中華 | Comments(0)

「詩を忘れたあなたに」視聴完了

 韓国ドラマ「詩を忘れたあなたに」10連休中に視聴完了しました。
 医療ドラマであるけれども、お医者さんが全く主要登場人物として登場しないというドラマで、なかなか新鮮です。ヒロインは理学療法士。リハビリ室の理学療法士の仲間たちがほぼ主要登場人物で、そこに放射線技師たちが絡む感じです。(この放射線技師のデバンという若干鬱陶しいおっさんがなかなかいいキャラクターだった。)
 ヒロインは、病院のリハビリ室の正社員ではなく、契約社員。正社員と契約社員、インターン、実習生という階層社会みたいなものも、このドラマの見どころ。ただし、納得いかない部分は多し。室長とその他の正規職員、そして契約社員が正社員になれるか、契約社員という微妙な立場の職員とインターンという身軽な職員との軋轢、わかるような・・・という内容のエピソードが多い。正社員でも真面目に仕事をせず、家庭を優先しがちで、契約社員のヒロイン・ボヨンに仕事をおしつけることの多いパク・シウォンというおっさん正社員がほんとうにイラつくキャラクター。正社員が正社員らしく立派じゃない職場に舞い降りたスター理学療法士(改めて書いてみるとなかなか面白い設定です。)イェ先生は、いち早くこの理不尽な職場の現状を見抜き、そして真面目で真摯に患者と向き合っているボヨンの魅力に気が付き、ボヨンを堂々とかばったり抜擢したり、陰ながら引き上げたり・・・という初期の展開。そしてそして、忘れてならないのは、1話あたり何詩か登場しながら、ストーリーやエピソードに絡めるという”詩”というテーマ。本当に地味~~なドラマながらなかなかいい味わいでした。
 このスター理学療法士イェ先生としがない契約社員の(そして女性としても魅力に乏しいと周りから思われていた)ボヨンとの関係は「あしながおじさん」ドラマ?だなあ、と思いながら見ていました。そして、実習生としてかつてボヨンをこっぴどく振った金持ちボンボン・ミノが、馬鹿にしていたボヨンにどんどん惹かれてしまい、一方のボヨンはイェ先生に夢中で・・・振られてしまう(いい気味だよー、とも思った。)、というこの展開は「エフゲニー・オネーギン」だよー、と思いながら見ていた。「あしながおじさん」が「あしながおじさん」として爽やかな展開を見せていた頃は良かったんだけど、彼らが両想いになった後、ボヨンが妙に女・女しはじめて、化粧も濃くなったり、服装も華やかになった頃の数話はちょっと気持ち悪かった。イェ先生はなんだかあんまり普通の恋愛は似合わない。そしてイェ先生の過去の女との清算の仕方もなんだか納得いかなかったし、過去の女も少しは魅力的に描いた方が良かったんじゃないの?という気がした。イェ先生を演じたのは「君も人間か?」で人間シンとロボットシンを献身的にサポートする秘書役の人でイ・ジュニョクさんという言うらしい。結構この人も顔が綺麗で格好いいかも?と思いながら見ていたのですが、今回主役となってみると・・・シンを演じたソ・ガンジュンはやっぱり華やかですねー。こういう地味なドラマにはマッチしないでしょう。逆に、秘書さんはいい感じでマッチしていたと思います。リハビリ自体が地味で、しかし大事なものですからね。リハビリ室にイ・ジュニョクさんがいたらキラキラ輝くことでしょう。ソ・ガンジュンさんがいたら・・・リハビリにならないかもしれません。

# by chatttenoire | 2019-05-18 19:51 | 韓国ドラマ | Comments(0)

「Secret of Three Kingdoms(三国機密)」「寵妃の秘密」視聴終了など

 中国ドラマ「Secret of Three Kingdoms(三国機密)」「寵妃の秘密」の視聴終了感想など。寵妃の秘密は連休前に見終わっていたと思うんだけど・・・なので、感想が若干うろ覚え状態です。
 寵妃の秘密、ものすごくはまってスーッと冷めてしまっている・・・。でも、少し時間を置いてまた見直したらまたすっごくはまる自信がある。「宮廷女官 若曦」と同じです。多分、最初の主題を見た時点できゅんとした記憶がよみがえり、ワーっ!となるに違いない。スーッと冷めた理由の一つは、男性主役の墨連城演じる役者さんのドラマ中の声が、おそらく自分の声じゃないんだろうな、と気が付いた時。そして現代の彼の姿がさほどはお気に入りにならなかったこと、じゃないかな、と自分では思っている。自分の声らしき姿を見たら、かなり若いなあ、という彼。むしろ、子供?ドラマの声はおっさんの声かもしれない。そのおっさんを妄想で想像しはじめたら少し気持ち悪くなってきてしまった。そしてヒロイン嬢。かわいいんだけど、ラストに向かいながら、口元などがかわいこぶりっこに見えてきてしまった。と悪口が続いていますが、面白いドラマでした。墨連城というキャラクターが素敵です。パート2を動画で見ようとしたのですが、挫折中。多分、パート2を見てもきっとはまるでしょう。
 「Secret of Three Kingdoms(三国機密)」は10連休ラスト近くに見終わりました。早速記憶が薄れてきている。途中、いいセリフがあって、ああ、こういうことを表現したいドラマなんだな、と思った台詞があったのだけど忘れてしまって、その回を録画でとっていたと思ったのに残ってないし、なんだか感想らしきことが書けないのだけど。郭嘉が登場した辺りくらいまではものすごく面白かったんだけど、曹操が登場して、その曹操が小粒曹操に見えて仕方なく、そのくせもったいぶった演技をしたりするんで、曹操登場の頃から激しくテンションが下がりました。しかし、これを見たら、意外と漢の最後の皇帝ってしぶとく生き残ったんだな、と思います。これまでの三国志を見たら、ラスト皇帝は傀儡もいいところで、残念な気分になるのですが、ここまで王朝が没落しているのに持ちこたえるというのが逆にすごい、と思いました。漢王朝のこれまでの歴史の重みが人々にのしかかっていたということなんでしょうか。いまだに曹操は逆賊扱いを多少なりとも受けているし、曹丕に至ってはもっと評判が悪いというのは実際、悪いというか、曹家がその後バラバラしたのでそういうことなのかもしれませんが(しかも、このドラマの曹丕がまた嫌な奴として描かれていましたなあ。)漢王朝すごい、と改めて感じました。主役の劉平を演じる役者君、「宮廷女官 若曦」を見直した時に、最初の現代のルオシーさんが工事現場みたいなところで喧嘩する彼氏さんが似ているぞ、と思ったら・・・そのものズバリ、彼でした。なんと。司馬遷演じる役者君を途中感想で罵ったりしましたが、失礼しました。まあまあいい役者だと思います。ラブシーンも途中から説得力がありました。主役たちや曹家の人々よりももっと面白かったのは脇役たち。それぞれキャラクターに説得力があり、魅力的でした。満寵は面白い人の筆頭株です。劉平が独自の高潔じみた動きを見せる度に悲しい結果となっていく漢王朝の見方の人達もそれぞれ魅力的でした。
 視聴完了ついでにもう一つ。本当の意味では完了していないのですが、完了じみてしまったのは瓔珞。連休中、話の続きが気になって仕方なくなり、動画巡りをしたあげく、動画が全部そろわないので、あらすじも読みながらラストまで行ってしまった。なるほど、”延禧攻略”です。が、なんだか寒々した空しい気持ちになってしまい、衛星劇場の視聴が逆にストップしてしまっています。司馬遷さんを罵っていた時に、もう一人罵っていた瓔珞(エイラク)に出演している美しい彼。ごめんなさい。素敵です。皇帝も素敵なんですが、やっぱり若い彼の方が素敵かもしれません。

# by chatttenoire | 2019-05-15 20:08 | 中華 | Comments(0)