「山河令」でBL中国ドラマに目覚め、名高い「鎮魂」に着手しました。
もうBLドラマ、とりこです。癖になります。山河令と比較して大人な俳優たちによる鎮魂、正直、長くて、設定はひどく意味不明だし、黒とか白の袍使だかなんだかの衣装とか、地界の宮殿なんかがかなりチープですが、あの世界も含め、癖になりました。
主演のお二人、白宇、バイ・ユーさんは、近頃見た「シンデレラはオンライン中」に出演していたそうで、パッと同一人物とはわからないくらい髪型なんかが違っていたんですが、言われてみたらなるほど。こっちの所長の方がずっとずっといい男。要するに顔のパーツ的にはひどくハンサムとかそういうわけじゃないけど雰囲気美人というか、雰囲気美男というか、そして口元なんかがセクシー。もう一人のチュー・イーロンさんは今まで二つのドラマを見たことありましたよ。代表作にあげられている「マイ・ディア・フレンド~恋するコンシェルジュ~」「明蘭~才媛の春~」の両方をみたことありました。どっちもちょっと気持ち悪いような人を演じていて、そういう気持ち悪い感じがすごくピタッとしていて、今回の教授も気持ち悪いんだけど、けなげというか、多分同じ表情をするんだと思うけど、こういう設定で見るとすごくかわいくてかわそうになるというか、この設定すごい!と思いました。すごく内向的な感じで困ったような顔をして、そしてにっこりするんですよね。うわ、となる。
公式サイトの解説に”「目の前で愛する人を失うことほど辛いことはない」という言葉をお互いの胸に刻み、1万年後、再び巡り会った二人の友情を超えた絆に思わず心奪われる。”とあるんだけど、そのセリフ、記憶になし。えー??もう一回見直そうか??”恋愛模様は描かれていないにも関わらず、視聴者はそこに確かな想いを見いだしてしまうほどの俳優陣の演技力、演出が好評価を得た。”というところは本当、その通り。演技力と個人の例えばチューさんのほほえみなんか、もともとある表情がこの設定に本当にぴたっとはまってしまったんでしょうね。残念なのは小郭ちゃん。すごく純粋でその純粋さで世界を救う、みたいな設定で二人に続く核みたいな存在なんだろうけど、悪くはないんだけど、良くもない。よって、ラスト、ちょっと存在感を失っていたかも。
有名なBL的中国ドラマ、残るは陳情令。