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-大好きなことと腹立たしきことを発散すべくつぶやくブログ-


by chatttenoire
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天使の声

 天使の声、とは、米良美一さんの「天使の声 生まれながら生まれ変わる」という本の題名より。お正月から私の中ではちょっとした米良さんブームです。というのは、お正月の3日だったでしょうか。NHKのBSで久石譲さんの宮崎アニメにつけた音楽の武道館でのコンサートを放送していました。その中には当然「もののけ姫」の歌も演奏されたのですが、歌っていたのは米良さんではありませんでした。米良さんは最近も色々テレビに出演されているようですが、私は最近は全く見たことがなくて、そういえば米良さんはどうしているんだろう?と調べたのがきっかけでした。米良さんの「もののけ姫」は一度聴いたらとりつかれるというか、アニメとしての「もののけ姫」はそれほど好きではないのですが、米良さんの歌で価値が生まれたというか、私の中ではそういう歌でした。もののけ姫以前だったか以後だったか忘れましたが、NHK教育だったかで米良さんが日本の昔の歌(赤とんぼとかそういう系)を歌ってるのも見たことがあって、その歌もとてもよかったので米良さんは素晴らしい歌手だな、とそこまでで私の中の米良さんは止まっていたのです。ところが今回少し調べただけでわかったのですが、もののけ姫以後、人気者になって仕事が増えて、それをどんどんやっているうちにのどを痛め、体を痛め、精神も痛めてしまっていたようなのでした。そして米良さんの骨の病気のことも初めて知りました。(テレビなどでどんどん話されているそうで・・・みなさんご存じなのでしょうか?私は韓ドラばかり見ていた時期だったのか、全く知りませんでした。)隠していた理由は色々あるのだと思いますが、病気とかそういう自分の背景によって歌の評価を左右されたくない、純粋に歌だけで評価してほしい、という気持ちがあったのかな、とすぐに思い当りました。本を読むとそういうことも書かれてありますが、そのことと、歌以外の自分についてまわるもの、特に外見(ビジュアル)にとてもこだわる方で、そのほかにも病気で苦労したことによって人とは違う経験を桁違いに積んでいることによる表現力、しかし一方世間での経験はほとんどないとか、そういう極端から極端へふれているような複雑な方なんだなあ、そこが米良さんの魅力なんだろうなあ、と思いました。
 そしてCDを2枚購入して毎日聴いています。一枚はベスト盤の「ブリッジ」。もう一枚は「ノスタルジア」。ノスタルジアは一番新しいCDで本にも書かれてありますが、米良さんの転機となったという「ヨイトマケの歌」が入ったCDです。ベスト盤には「ノスタルジア」以前の初期から中盤の米良さんの歌が入っていますが・・・確かに初期の声と中盤の声、そして「ノスタルジア」は全く違う。初期の歌は圧倒的で、聴いた瞬間に吸い込まれそうな魅力があります。声がまろやかで透き通っていて美しい・・・。天使の声、というかそれ以上、神の子の声のようです。聖らかな、しかし悲しみのある声です。中盤は・・・「こなす仕事」と本にも書かれてありましたが、そう言われてみるとそうなのかな、という気がしてきます。CDのコンセプトのせいなのでしょうけど、難解ではなくごく単純に歌っているように感じます。人気が上がったので一般人向けを心がけていたのかもしれません。初期の芸術性はありません。そしてセクシュアルな雰囲気が増しています。聖らかさは薄れています。声のまろやかさがなくなっています。「ノスタルジア」はとても俗的です。聖らかさは全くありません。高い音は嬌声のようでもあります。しかし一つ一つの歌がとても芸術的に仕上がっています。ただ、「ヨイトマケの歌」だけは私はちょっと苦手です。米良さんの思い入れはわかりますが、もう少し引いて歌った方が伝わるんじゃないかなあ、と思いますが、この歌は芸術的ではなく、逆向きに歌いたかったのかなあ、とその心情を察する感じです。(あとこっそり。母性賛美みたいな歌自体もちょっと苦手。)「ノスタルジア」はアルバムとしてとてもいいアルバムなのですが、初期の声がどうしても魅力的なのでその声が失われていることは悲しいし、誰しも表現する人にとってその表現は永遠に続くものではなく、その一瞬のものなのだ、ということにも悲しみを感じます。「ヨイトマケの歌」はきっと次の米良さんのために必要な歌なのでしょう。次の新しい米良さんを楽しみに待ちたいと思います。・・・と勝手な感想。勝手ついでに蛇足。初期の米良さんはご本人も世間での経験が薄いというようなことを書かれてありますが、その無菌状態のような環境が聖的な雰囲気を生んでいたのではないかと思いました。私も大学に入るまで、目が悪かったためテレビをほとんど見せてもらえませんでした。単にテレビを見ないだけで、無菌状態に近い状態でした。芸能界についてある程度知らないと世間を渡るのは難しいものなのです。世俗に戻るのに時間がかかりました。米良さんが松田聖子さんの顔さえ知らずに色々想像を膨らましていた、という状態がどんなものか私には想像できます。情報が少ない中、どんどんその対象を好きになっていく感じ。世間に対する渇望からどんどん世間へ入っていて・・・「どん底に落ちた」と書かれてありますが、そのどん底がどんなものなのかがさっぱりわからなかったのですが・・・その感じもわかる気がしました。ただしわかるのはそのことだけ。病気の苦しさとか宮崎の山の奥の暮らしとか風景とか、すばらしい声で歌う気持ちとか、全てわかるはずもないことだらけ。イノシシの肉はぜひそのおいしい食べ方で食べてみたいものです。

↓「もののけ姫」自分の歌にエクスタシーを感じる、とありましたがいうのがそりゃそうでしょうねえ。

# by chatttenoire | 2010-01-17 02:39 | Comments(0)
 紅白見ていました。紅組が圧敗して残念・・・。
 色々思い出す歌があって聞きたいなあーと思ったら・・・今の時代はYouTubeなんて便利なものがあるんです!そんなわけで自分のためのYouTube動画集。
 アンジェラ・アキ「愛の季節」:アンジェラ・アキは苦手だったのだけど、ラジオで流れたこの曲の”忘れないで季節は変わるから 愛の花が枯れ始めた”というフレーズに釘付け。以来、アンジェラ・アキをリスペクトしています。NHK朝ドラ「つばさ」の主題歌でした。(主題歌ではあたりさわりない部分を使用。)

 中島美嘉「Will」:私にとって日本の歌姫は彼女。歌姫というには少し貧弱で、上から下までどこか作りもののようなうさんくささのようなものもあるのだけど、だからなのか、あやういながらもコンスタントに歌い続けてきて偉いね、なんて紅白で思った。しかし少し元気がないなあ。Willは一番好きな歌。MVではすごい角度で撮られている。正に目を開きながら見る夢、というのが彼女そのもの。曲もいいなあ、と思っていたら、作曲者のカバーやボーイズⅡメンのカバーもあるようだ。

 ドリカム「LAT.43°N〜forty-three degrees north latitude〜」:題名が長い!確かこの曲好きだったなあ、と検索してみた。ドリカムの2番目のアルバムに入っていたみたい。同じアルバムの「うれしい!たのしい!大好き!」も大好きだった。今聞き返すとこれを聞いていた頃を思い出して恥ずかしい感じがする。紅白の歌は初めて聞いたのだけど、亡くなっただんなさんのことを歌っているのかな、と思った。眠れない夜・・・。今は会えない愛する人・・・。紅組が負けたなんてやっぱり残念だなあ。

# by chatttenoire | 2010-01-01 01:15 | Comments(2)

2009年のまとめ

 今年ももう数時間というおしせまった時間に・・・
 2005年→そういえばmyブログ一周年過ぎ・・・今年のドラマ!
 2006年→私の今年一年を彩った人物は・・・今年のドラマ
 2007年→2007年私が夢中になった人&もの
 2008年→2008年のまとめ(?)
 ・・・に引き続き、今年もまとめ。
 今年はこのブログをはじめて以来の韓ドラ無しの年でした。ざっと見渡してみても、2008年のまとめで書いた視聴中のドラマを見終えたことと、それ以外というと「京城スキャンダル」(途中から)、「彼らが生きる世界」(とばしながら数話程度)を見たくらい。むううう・・・。過去ドラマは「復活」と「火の鳥」、しっかり最初から最後まで見ました。「火の鳥」は色々感想を書こうと思っていたのですが、書きそびれてしまったー。
 書きそびれたといいますと、ジェイン・オースティンもの、ミニドラマ的なものをいくつか見て、感想を書こうと思っていたのですが、書けていません。来年の宿題。苦手だった「エマ」もドラマを見て結構好きになってきています。なので現在小説を読み返しているところ。ジェイン・オースティンはテンションが低いときにも、ちょっとした失敗をしたりうまくいかないことがあったりして惨めな気分になっているときにも、どんなときも楽しく読めるのです。
 最後にフィギュアスケートについて。お気に入りのドムニナ&シャバリンの今シーズンの演技をやっと見ることができました。ODFD。ODはかなり気に入りましたがFDはまさかこのままじゃないでしょう??でもいいです。やっと大人のアイスダンスです。デロベル&シェーンフェルダーの帰りも待っています。ヨナちゃんは、グランプリファイナルでは心が入っていませんでしたねー。あのときはスケートのブレードにトラブルがあったとかいう話も見かけましたが・・・オリンピックシーズンは消耗のシーズン、とちょっと前に読み返したゴルデーワさんの本に書いてありましたが、大変な時を過ごしているんでしょうね。遠くからほんの少し心配することしかできないけど・・・いいオリンピックになればいいな、と思います。
# by chatttenoire | 2009-12-31 22:24 | Comments(0)

全日本女子フリー

 簡単感想。
 のんびりお買い物をしていたら遅れてしまって、アイスダンスの2組目(リード姉弟)から見ることができました。2組目、といってもアイスダンスは2組しか出場していません。もう一組をぜひ見たかったのですが・・・。女子の一番最初は毛間内かれんさん。聞いたことのある選手だったのでぜひ見たいと思っていたのですが、会場内の把握のため、うろうろしているうちに時間が来てしまい・・・2人目の選手から見ました。すると・・・かれんさんはかなり素晴らしい演技だったみたいで、ずーっとしばらくかれんさんが一位のままでした。会場内をうろうろしているだけでもかなり観客が盛り上がっている様子がうかがえたのですが、いい演技だったのでしょうね。見られなくて残念でした。更に・・・自動販売機のお茶が売り切れていたので、私が外のコンビニに買い出しに行くことになったのですが、それがために今井遥さんの演技が犠牲になってしまったのです。そして今井さんの演技もかなり良かったみたいで・・・見られなかった選手はその二人だったのですが、後で振り返るとぜひ見ておきたい二人でした。・・・そんなこんなで、最終グループよりも前の選手の演技もかなり楽しく観戦することができました。振付師として宮本さんが登場すること、数限りなし。忙しくて解説できない、なんてことはどこかで見かけましたが、これじゃあ忙しいなんてもんじゃありません。男子も女子も、すごいことになっています。なんだか特徴までわかってしまいました。
 最終グループは・・・思ったよりも会場はピリピリしていませんでした。私の座席の周りの人たちがおとなし目の人たちだったからかもしれません。でも4年前の方がもっともっとすごかったんだろうな、と思えました。4年前は浅田選手以外の5人全員の戦いだったわけですが、今回はオリンピック出場については、この6人の中でも勝負は中野選手と鈴木選手にほぼ絞られていた形ですから。ただしそれは比較の問題で、6分間練習の時からやはりすごかったですよ。それまでの選手ももちろん全国から選ばれた(勝ち抜いた?)素晴らしい選手ばかりだったのですが、体を温めるための動きだけでもその煌びやかなスケートに目を奪われました。6分間練習の最初の頃は動きもオーラも安藤選手が切れていると思ったのですが、最後の方ではジャンプの失敗があったのかな?ちょっと元気がなくなったかな?と思えました。本番は明らかにテンションの低い演技。テンションの高い安藤選手のフリーが見たかったなあ。それはオリンピックのとっておきでしょうねえ。村主選手は6分間練習の時からかなり調子が悪そうでした。そして本番も練習どおりになってしまいました。4年前のシーズンのNHK杯の彼女の演技を見たのですが、その時も6分間練習でジャンプが決まらなかったのに・・・本番では全てのジャンプを決めて観客を興奮の渦へ巻き込んだのですが・・・。中野選手と鈴木選手の戦いは・・・本心を書くと、ほんの少し鈴木選手を応援していました。鈴木選手の演技のときには一番緊張しました。なぜかというと、彼女のフリーがとても好きだから。彼女に成功してほしかったから。中野選手の火の鳥は彼女に合っていなかったように感じました。だけど彼女が最初のポーズから羽をパタパタさせるように滑ってくるのを見ると胸を突かれる感じがしました。それでも、やはり4年前のような軽やかで明るいプログラムが勝負の年には良かったんじゃなかったかな、と思いました。自分のやりたいことと自分に合っていることは往往にして違うものなんですよね、きっと。
 最後、村上佳菜子選手の時には観客たちは明らかに緊張が解かれていて・・・まるでエキシビションかお口直し的な雰囲気でした。最初のポーズで位置を間違えたのかちょこちょこっと動いて移動する姿には「かわいいー!!」の大きな歓声でした。だけども演技は堂々としたもので、最終グループの中でも全く見劣りしないものでした。初めての全日本観戦が爽やかに感じられたのは彼女の存在も大きかったでしょう。私が書くまでもありませんが、羽生選手とともに今後大注目の選手です。
 なみはやドームは2度目だったのですが、寒かった。この会場は寒いです。前回、入口のところの人が丸見えで音も丸聞こえなのが気になっていたのですが、今回は入口からリンクが見えないようにふさがれていました。
# by chatttenoire | 2009-12-30 23:49 | フィギュア・スケート | Comments(2)

全日本前夜

 というか、クリスマス前夜なんですが。
 正直フィギュアスケート記事を書くと、あとで自分にがっかりすることが多いので書きたくない気持ちはあるのですが、このブログの発端だった韓ドラ(BYJ事情!)も見てないし、読書感想も映画感想も中途半端。というわけで、やっぱり現在一番熱中しているフィギュア記事になってしまうわけなんです。そしてがっかりする、という循環。
 ぶつぶつはこんなところにして、今年は全日本の最終日、アイスダンス&女子フリーを見に行きます。以前にも書きましたっけ?今年の開催は大阪、なみはやドーム。私の住んでいる地域から比較的近い(というか開催されたことのある地域で最も近い場所、と言ってもよいのではないでしょうか。)場所で、私のフィギュア熱の生みの親ではあるが、生観戦なるものをしたことがなかった母がついに生観戦したい、と言いだしたのです。母娘共、男子フリーの日を狙っていたのですが、プレオーダーで当選したのは女子フリー。それほどいい席ではないのですが、今となってはめちゃめちゃプレミアチケットです。しかし・・・・・女子フリーは正直おそろしい感じですね~。そうでなくともしめっぽい&ヒステリック気味な客席&会場が、4年前の五輪前全日本の関係者談を読むだにおそろしさが・・・・~~~。しかしまあ、ジュニアの子も最近テレビで見かけなくなってた選手も大勢出場するようなので、初全日本&母との観戦、楽しみです。
 と、日本の国内大会は誰がオリンピック代表に選ばれるか、という注目は女子にポイントが絞られているように思いますが、諸外国の国内大会の結果にも驚くというか、はあ~~~~、というドラマがたくさんあったここのところでした。情報源はいろんなHPやブログからのリンクや翻訳記事などなど。ありがたい時代ですねー本当に。
 第一注目はフランス男子。ジュベールが欠場した国内大会でなんとフロラン・アモディオ選手が優勝。2位はヤニック・ポンセロ選手、3位はアルバン・プレオベール選手。まあなんとなくそんな気もしていましたが。2位と3位は入れ替わるかな、とも思っていたけど。とりあえず1位から3位までに3人が入ったことが良かったんじゃないかな。そしてオリンピックはジュベール、アモディオ選手、ヨーロッパ選手権はジュベール、ポンセロ、プレオベール選手、というのが決定したらしい。なるほどーー。アモディオ選手はほかの二人より内容的によかったみたいなのでなかなか爽やかな決定だったのではないでしょうか。今年の前半戦ではスケーティングの面でもポンセロ選手が特にいいとも言いきれなかったですからね。
 第二注目はチェコ(とその他の国の合同開催らしい)。なんと!というかやはりというか、ベルネル選手を破ってブレジナ選手がぶっちぎりの優勝です。この二人は二人とも五輪出場できるから本当によかったー。
 第三注目はスウェーデン男子。どうもベルントソン選手がシュルタイス選手を破って優勝したみたいです。二人のうちのどちらかは五輪に出られません。どちらも面白プログラムだから残念。国内で決定じゃないのかな?
 第四、第五は女子。フィンランド女子とイタリア女子だけど、どちらもヨーロッパ選手権次第なのかな?第四第五どころじゃない衝撃はイタリア女子のカロリーナ2位ですが。
 そして今日からロシアの国内大会がはじまるようです。ドムニナ&シャバリンが滑るみたいで・・・。プルシェンコさんも気になります。彼らは順位がどうこうというじゃなくて、ね。
# by chatttenoire | 2009-12-24 23:25 | フィギュア・スケート | Comments(2)