カテゴリ:その他韓国( 14 )

久しぶりに韓流について考える

 yucaさんのブログの記事「さよなら、韓流」を読んで。
 北原みのりさんについては、いくつかの本?を読んだことがあるのと、定期的にラブピースクラブのエッセイ?を読んでいるのとで、すごく親近感を持っているフェミな方なのだけど、「さよなら、韓流」はこれっぽっちも読んでいない。読んでいないくせに、書いてしまう。ちなみに、ラブピースクラブの近頃のエッセイにこの本についてご本人が書かれていることの中に
”この二年で、韓流を取り巻く空気が非常にきな臭くなっている。特にネット上の言説をみていると、見るに堪えない文言が飛び交う。在日に対する激しい攻撃、韓国人への憎悪、北朝鮮への容赦ない嫌悪、そしてまた韓流にはまる女たちへの罵詈雑言。それらは、あまりにも醜く、ゲスだ。”
とあるが、私がこのブログをはじめたきっかけの一つは、韓流にはまった自分に対する世間の風当たりに対する怒り?のようなものもあったし、このブログを書き始めた当初はこんな辺鄙なブログへすら、いろんな攻撃もあった。今は平穏そのもの。だから2年前からきな臭い、というのはどうなんだろう?と思う。(もっと前からだよー。)ただ、世間的にはフジテレビ前のデモとか、どんどん過激になってきてるのかもしれないけど??
 で、過去の自分の記事を読み返してみた。手前味噌ではあるが、自分の記事もおりまぜながら。
 まず、ヨンジュン氏(私のブログではBYJと呼ぶ。)に、もしくは韓流そのものに発情するかどうかというのは、また、韓流に対する攻撃については、彼よりどのくらい歳が違うかで随分違うのではないかと思う。オーバー・ヨンジュン、アンダー・ヨンジュンと世代を分けてみましょう。北原みのるさんも同じような主張をされているようであるが、私も韓国の日本の関係性について随分考えてきた。その昔、キーセン旅行などと言って日本の男性は韓国へ旅行へ行っては女性を買っていたそうなのだけど、その時代の世代はオーバー・ヨンジュン世代。手前味噌第1弾、昼ドラ「ヤ・ク・ソ・ク」を斜め見で私が書いた内容は主にその世代についてです。中間あたりにラマンで検索してひっかかったという引用しようとした文章は、今では読めなくなってしまっていますが信田さよ子さんのブログのもので、信田さんはこの頃、さかんに韓流について書かれておられました。キーセン旅行や歴史問題についても確かズバッと書かれて、一方女性たちはそういう時代を越えてかつて支配被支配関係にあった国の男性に対して感じる優越感のようなもの?について書かれていたように思う。(今読めないのが悔しい!)ヤクソクについては、あーそんなのあったなー、と懐かしく思い出しますが、“韓流ブームにハマる主婦を見て「主婦の本音をスパイスに、彼女達の夢をかなえてあげたい」と思ったのは昨年のはじめ…。平凡な主婦がふとしたきっかけで年下の韓国人男性と「不純な純愛」に陥るストーリーを作りあげました。”(Byプロデューサー氏)って、需要も供給も両側ともオーバー・ヨンジュン世代の発想。韓流やBYJに対してねちねちしたことを週刊誌などに書いていたおじさまもオーバー・ヨンジュン世代ですね。つまり、北原さんが書いている内容はオーバー世代に限るのではないかと私は考えているのですが、まあ読んでないですし、想像です。
 一方のアンダー・ヨンジュン世代は・・・韓国と日本の関係は随分変わりました。オーバー・ヨンジュン世代は、韓国はどんなに頑張っても日本より下だ、と無意識に思っていると思うのです。しかしアンダー世代は違うと私は思う。アンダー世代の韓国に対する異常な攻撃心は韓国に負けつつある自国をひしひしと感じているからだと思う。つまり韓国は下ではない。一方、韓流にはまるアンダー世代はいまいち思い当らないのですが、私が知っている数少ないアンダー世代たちはみんなあっけらかんと韓国文化を受け入れる。K-POPは単に音楽として、ドラマもドラマとして。そこに韓国アイドルだから、とかそういうのはあんまりない気がする。
 で、私は何世代か、というとアラウンド・ヨンジュン世代。ほとんど同世代の一応アンダーなんだけども、両方の中間、どちらもわかるしどちらも違う、みたいな世代じゃないかと思っている。北原さん自体もアラウンドじゃないかと思うのだけど、わざとあざとく書いたようなところもあるのかな。北原さんが書いているらしき、”体”についてのこと、少しわかる気がするけど、少し違う。手前味噌第2弾、見られる体でも少し似たようなことを書いているが・・・しかし、そこにエロを感じる、という直接的なものとはちょっと違うと自分では思っているのだけど、結局同じことなんだろうか。ここで書いているスタローンやシュワルツネッガーと韓流のむきむきは何が違うか?というと、北原さんが書いているという”ファニーフェイスに、むきむきの体”(by yucaさん記事)、だから?いやいや、体はマッチョでも描かれるドラマはマッチョじゃないってとこじゃないかと思うのだけど、それじゃ綺麗にまとめすぎ?もしくは、支配被支配の関係から韓国男性は日本女性からすると安心して見る対象、エロ対象になれるってこと?ちなみにBYJに限ると、彼はエロとは逆の方向性を持っていると思っている。手前味噌第3弾、純愛を超越した純愛で書いている冬ソナ第7話がどんなだったか忘れたけれど、”生理的な欲求なんてものは自在に操れる余裕、女性への拒絶感さえ漂う男が存在しているのでした。自分の中の生理的欲求すら恥ずかしいと思えるような。”、ミニョンさんに限らず、BYJそのものがそういう風だと私は感じている。その拒絶感にオーバー世代はエロをヒートアップしてしまうのかもしれないけど。
 最後に。私にとっては韓流は、もちろんねちねちと書いてきて結局エロか?という部分もあるとは思うが、韓流というと、アジアの発見、みたいな意味もあったし、韓国の国家戦略にも驚かされスゴイ、と思ったし、世界の転換も感じた。恨とか、復讐劇とか、韓国ならではの文化への興味や面白さもあるし・・・ここで中国と比べてみたらもっと韓流のなんたるかがわかるかも?中国、台湾についてまた今度考えてみたいと思う。
[PR]
by chatttenoire | 2013-03-18 00:10 | その他韓国 | Comments(3)

久しぶりに韓国あれこれ

 久しぶりにブログ更新ですが・・・その間、海外移住どころか海外旅行すら行けずに我が家に張り付いております・・・。
 最近、フジテレビと韓流がどうとか言って色々あるそうですね。久しぶりに韓流にハマった初期に韓国と日本の関係、そしてネット界(そして実家の家族たち)の反韓流に心を痛めていた頃を思いだしてしまいました。現在の私はというと、ドラマはすっかりノー韓流、少々華流気味の今日この頃。(君には絶対恋してない、久しぶりに昨日からちょこっと見しています。やっぱりジェリーはスウィート。外見もだけどなにより声にやられてしまう~。)K-POPも離れて久しかったのですが、2カ月前頃から、BSジャパンで放送されているミュージックバンクという韓国の音楽番組の放送を見はじめまして・・・最初は大人数のグループ歌手の多さにびっくり&あきれていたのですが、すっかり慣れてきて、K-POPにハマっていた頃の楽しさも再来、毎週楽しみな番組になっています。正直、去年くらいから世の中でカラとか少女時代とか言われてた頃、なんじゃそりゃ?的な感じが私にもありました。今もありますが・・・それに男性グループ歌手なんかもすごい勢いで日本上陸しているようですしね。ただ、ずっと前からJ-POPはとっくにK-POPに抜かれている、と思っていたし、K-POPもアメリカンポップスと並ぶ選択できるジャンルになるんじゃないか、なるといいな、的な思いはあったので、そんなにびっくりはしなかったのだけど、セブンが随分苦労していたし、ある程度成功したとはいえ東方神起も苦労していたので、そんなにあっさりそんなことになるなんて、何があったんだろう、とは思いましたが。何かあるんですかね?私も私が注目していなかった間に起きたことを知りたいですわ。
 逆にミュージックバンクを見ながらなぜ韓国の音楽番組は楽しくて日本の音楽番組は楽しくないのか、ちょっと考えてしまいました。ミュージックバンク以外の最近の韓国の音楽番組を見てないのでなんともですが、昔見ていた頃の韓国の音楽番組は基本ライブ形式の番組でした。日本の音楽番組は基本スタジオ撮りの番組じゃないでしょうか?そしてひな壇で会話、とかが多い感じがします。会話と番組のテイストはバラエティー志向とアーティスト志向とに別れている。日本では純粋に通俗音楽を通俗音楽として楽しむ番組の作りになっていない気がするのです。だからと言って日本でミュージックバンク的な番組ができたとして楽しいかと言うとどうなんだろう??いや、楽しいかなあ。
 それにしても・・・反韓流の頃から思っていたのは、こういう流れが一般化するのは日本が国としても文化的にも弱っている証拠だと思っていたのですが、もう決定的だと思う。テレビ界はCMのお金も減って番組制作が大変になって、劣化しているというお話はよく聞くのですが、私が感じるのはユーチューブで投稿された動画をそのまんま流してスタジオで笑って終わるという番組が増えていること。あまりにも安易。もうひとつ、私が感じる疑問はBSで韓国のドラマがたくさん流れていて、過去の日本のドラマの放送がほとんどないのはなぜだろう、ということ。見たいと思う人があまりいないのか、それとも日本のドラマの放映料が高いのか??もしくは、韓国のドラマだと人気が出てその俳優にまつわる付属商売ができる可能性があるが、過去の日本のドラマでは付属商売が期待できない、ということか?それというのは、久しぶりに「十年愛」を見たいと思ってレンタルを探したらなかったんです。DVD買うのは高いし、再放送してくれたらいいんですがね。
[PR]
by chatttenoire | 2011-08-08 00:16 | その他韓国 | Comments(2)

韓国語の先生の面白小話

 昨日は韓国語のレッスン日でした。韓国語を習いはじめてまるまる2年経ったのですが、正直勉強は進んでいません。4月になるとNHKハングル講座をはじめたりもしたのですが、3日坊主に近いありさま。今年はもう少しちゃんとやって試験にチャレンジしてみようかとも思っているのですが。やっぱりバイオリンの発表会と同じで、何かそういう機会がないと進みません。
 そんな具合なのですが、先生と話をすると面白いことを色々聞くことができます。一つには韓国語という言葉の面白さを感じること。先生は語学を専門にされたことのある方ではないので、言葉の話については、ちょっとおかしいな、と思うこともよくありますが、例えば昨日面白かったのは「マウムモゴッタムニダ」という文章。”心”を意味するマウムに”食べる”のモゴッタムニダで決心するという意味らしい。決心する、という意味の言葉はいくつかあるのですが、この言葉が出てきた文章は「とうとう最後に死を決意した」という文脈で出てきて、つらい決心を飲み込むというイメージがはっきり沸いて、ああ、面白いな、と感じました。
 言葉の面白さ以外にも文化や生活について面白い話をたくさん聞くことができます。しかし、先生はクリスチャンなので宗教問題には熱い。(教会へ韓国語を習いに行っています。)例えば靖国問題については、宗教的観点から疑問を投げかけておられました。そんな宗教的問題も若干絡んだ昨日の一番興味深かった話は、ムーダンについて。こんな言葉で文章を書くと変なトラックバックがつきそうではありますが。ムーダンとは「巫堂」と書くようですが、巫女、シャーマンと訳されているようです。「土地」というドラマにムーダンの娘という登場人物がいたのですが、その親子の家には日本の神社のような神様の飾り棚のようなものがあって、お払いをする時持っているようなものを持っていたように思います。しかし、「あの子はムーダンの娘だから結婚できない」という台詞がたくさん出てきて、なぜ巫女さんの娘は結婚できないんだろう?日本で言う巫女さんが結婚できないというならわかるけど、巫女でもない普通の子どもがなぜ?と不思議でなりませんでした。韓国語のレッスンでは昔話のようなものを読んでいるのですが、辞書を引いていたら「ムーダン」が出てきたので、かねてからの疑問を投げかけてみました次に書くことは先生がクリスチャンという観点からのお話だと思うので、もう一度念押しします。先生曰く、「ムーダン」という職業は、何かの行事があるときや、病気や不幸があったときにお払いに行く職業で、お家にムーダンをことあるごとに呼ぶ人が昔も今も結構いるそうです。ムーダンとは、自分の中に霊のようなものを入れて、その霊が普通の中に入っている霊よりも強い霊だから、人を苦しめるの霊を追い払うことができるそうな。ところが霊というものは家につくものでもあり、ムーダンの子どもにはやっぱり同じように強い霊が自然に入るらしいのです。それを嫌って「ムーダンの子どもとは結婚できない」というような言葉につながるらしいのです。私はあんまりそういう話は話半分に聞く方なので、そういうことは迷信であり、親のムーダンはともかくも、子どもというだけで霊云々を真実のように思うことはできませんが、そういう事情で結婚を妨げられた「土地」に出てきた登場人物たちはそんなことだったのか、とびっくりもしたのですが、話の流れとしては、なるほど、とずっと疑問に思ったことが一気に解消され、すっきりしました。先生はクリスチャンなので、ムーダンに宿る霊を悪魔、サタンだと捕らえ、ムーダンとクリスチャンは相容れない、という風な話を続けておられました。しかし、都合がいいときだけはムーダンを頼って家に呼ぶのに、結婚などの別の場面ではある意味差別的に扱う人たちにははてなマークを出していました。
 ムーダンと同じくらい面白かった話は、「ジャージャー麺」について。ジャージャー麺は韓ドラや韓国映画によく登場する(四月の雪にも登場しました!)、真っ黒な焼きそばか焼きうどんのような雰囲気の食べ物で、私は食べたことがなくて、おいしいのかな?おいしそうだな、と興味津々でした。先生は生まれは韓国で、結婚して日本に住むことになったそうなのですが、妊娠した時、無性にジャージャー麺が食べたくなって旦那さんに「ジャージャー麺が食べたい」と言ったそうです。そこでダンナさんはあちこち探して中華料理店へ連れて行ってくれたそうなのですが、中華料理店のジャージャー麺は韓国のジャージャー麺とは違うらしい。先生は日本にも韓国と同じジャージャー麺が当然あるものだと思っていたのでびっくりしたそうです。そして食べられないのがとても悲しかったそうです・・・。ここからは少しあやしいジャージャー麺に関する先生の説。戦後、韓国に台湾人がたくさん渡ってきたそうです。台湾人たちは海の近くに住み、いろいろなお店を開いていたそうですが、そこで、韓国人向けの味にジャージャー麺を売るお店がたくさんできたらしい。・・・本当かな?韓国のジャージャー麺はとてもおいしいそうです。食べてみたい・・・。そういえば昨日、辛ラーメンの話が出て、辛ラーメンは辛すぎて私は食べられない、というと先生も食べないそうで、辛ラーメンほど辛くないラーメンをおすすめしてくれました。
[PR]
by chatttenoire | 2006-04-08 01:40 | その他韓国 | Comments(2)

ヨン様新CM、「いま会いに行きます」

 ついに来た!という感じでした。ヒュンダイ新型車「ソナタ」が日本で発売。そのCMにBYJ起用。昨日、何気にテレビでこのCMを見たのですが、あれは地上波?それともKNTVだったのかな?へ~、今度は大きい車に乗ってるよ、と思ったらヒュンダイ自動車でした。
 私が冬ソナにはまってしばらく後にNHKでアジアで広がる韓流ブームについてのミニ番組がありました。そこで、韓国の国策として、ドラマや映画といったソフトで国のイメージアップ、ブランド化をはかり、その後自国の製品を売る、という作戦を知り、やるな~、韓国、と思ったものです。でも日本の韓流ドラマからの影響といえば、食べ物とかロケ地なんかくらいで、製品が売れている様子はないなあ、と思っていたものでした。
 私の職場に、株で一財産築いた情報屋さんみたいな人が時々新聞の切り抜きや投資情報誌みたいなものを持ってきてくれることがあります。BYJ来日の時に新聞に写真が掲載されたらしいことを聞いて、そのおじさん(本当はおじいさんだけど中身がかなり若々しいのでおじさん)に写真があったらください、と頼んだらかなり呆れられました。例の番組以来韓流の仕組みみたいなもの、工業や経済なんかにも興味が沸いてきたので、韓国に関する切抜きをください、とお願いしました。それからしばらくは、切抜きを持ってきてくれる度に、冬ソナを見たが女優も男優もうそくさい顔をしている、とか、まあ世間の韓流を薄ら笑うみたいな調子だったので、随分頭の柔らかいおじさんなんだけど、やっぱり韓国をはすに構えてしか見られない世代の人なのか、と残念に思っていました。その後、韓国の記事は政治がほとんどで、しかも記事自体が少ない、と言われるようになりました。私もそれは感じていました。もっともっと今の情報がほしいのに、情報の種類が限られている。おじさんも私が韓国の記事を頼むまでは中国にばかり目が向いている様子だったのだけど、最近は隣の国の経済状態をもっと取材しないのはおかしい、小さい国だから馬鹿にしているんだろうけど、よくないことだ、というようなことを言われるようになりました。
 私が冬ソナを見て、韓国に目を向けるようになって驚いたのは、思った以上にこの国は進歩している、思った以上に国力があるようだ、と感じたためで、それは他の人以上にこの国を馬鹿にしていたのかもしれなくって、その辺が世の中的にどんな風に韓国を捉えているのかわからないのですが・・・最近思うのは嫌韓って韓国の国力がついてきたことによるせいか?と思ったり。だって私の過去の感覚から行くと、韓国なんて目にも入らない、みたいな感じで、韓国が今でもそんな感じだったら、しょうがないよな~、くらいで終わるんじゃないかな?違うかな?目障りになってくるほど国力がついてきた、もしくは日本が没落気味という兆候だという気が私はするのです。
 で、今日、そのおじさんがJETRO(日本貿易振興会)が出している「韓国-ある産業発展の軌跡」(深川由紀子著)を持ってきてくれました。この本はなんと平成元年発行。古い!なかなか古い本しかないんですよね、と言うと、おじさんは、先進国だと統計がきちんとあるが、こういう国だと統計がないから本になるのに時間がかかる、とかなんとか。なるほど。読んでみると、その理由がもっとわかるように。今、そして近未来を分析するのは韓国人にとっても、専門家にとってもかなり難しい様子。混沌状態でどこへ向かうかわからない発展途上だとどの統計を使っていいのかもわからないのですね。(ときには巨大視され、ときには矮小化され、実力のほどはどこにあるのかわかりにくい。らしい。いわゆる韓流ブームもそんな感じですよね。でもそれを分析してこそ専門家でしょうよー。)しかし、少し読んでみると、この本は古くても読む価値がありそうだ、という気に断然なってきました。この本の著書はとても冷静で理知的だということが伝わる文章で読みやすく含蓄深い。前文や後文を全部引用したい気持ちになってくるほど。本の中身は、石油や鉄鋼、自動車、電子など、韓国のいくつかの産業を取り上げて分析したもので、まだ全部読めていません。自動車を少し斜め読みしましたが、自動車の章は「ついに自動車か・・・」という台詞、83年現代自動車カナダへ輸出船積み完了ニュースからはじまっています。・・・(この章を読んで知ったのだけど、”ソナタ”という車は昔からあるんですね。てっきり冬ソナにあやかったのかと思った。)
 ちなみにおじさんはBYJの車CMもちゃんとご存知で、(そのニュースに触発されてこの本を持ってきてくれたんですね、きっと。)かっこいい車だった、というので見たんですか?と思わず聞いてしまったがCMで見たということ。う~~む。色々感じることの多いニュースです。
[PR]
by chatttenoire | 2005-09-08 01:45 | その他韓国 | Comments(1)

マネジメント事務所について~BYJ編~

 一応マネジメント事務所について~SE7EN&YGエンタテインメント編~の続きです。セブンは簡単、と書きましたが、それはBYJは簡単じゃない、の裏返しなんですが・・・。
 私が情報を見つけられないだけ、もしくはファンにすれば常識なのかもしれないのですが、BYJがデビュー後どんな事務所変遷をたどったかがさっぱりわからない!
 “KBSタレント特別採用”というのが出発点のようで、これってよくわからないけど、テレビ局がタレント養成やマネジメントもやっているのかな?他局にもMBCタレントとかSBSタレントとかあるようですが・・・。そして私にとってのBYJの謎は、若い頃から(「初恋」後くらいから?)作品を選んだり、仕事を選んだりしていたこと。そんなことがどうしてできるの?そして、「愛の群像」後、ドラマ「警察特攻隊」に出演が決まっていながら、クランクイン前に降板。放送局と大揉めしたとかで、その後芸能活動を休止した、らしいのですが、そういう間、事務所とかはどうだったのか?謎です・・・。セブン編で紹介したちょっと情報精度にあやしさ有りのサイトでも、BYJ事務所ネタは全く出てきません。大手事務所に属したことがないためでしょうか?その替わりこのサイトを読んでわかったことは、日本の冬ソナブームで儲かったのは、イェダンという会社らしい、ということ。イェダン関連記事。冬ソナを制作した会社がイェダンの子会社だということ、サントラの発売をしていること、またBYJの肖像権も持っているらしい?(肖像権ってよくわからないが、全て?それとも冬ソナ関連のみ?そして今も?)チェ・ジウさんは大手のサイダスからイェダンへ移籍したみたいですね・・・。冬ソナカレンダーもイェダンが発売したようだし。そんな訳で”こんなに人気なのにBYJには一銭も入らない”、と言われていたわけだ!
 BYJ事務所話ですぐに見つけることのできる情報としては、BYJ来日により日本で韓流というものが認識された以後のお話。その時BYJが属していたのは「ハンシンコーポレーション」という会社なのですが、その会社と契約解除した時は、日本でかなりボコボコ叩かれていましたね。ちょっと人気があがったからってお金にまかせて移籍する気だな!と。日本からもかなりの高額でのアプローチがあったようですが、そんな周囲の憶測を尻目にBYJは事務所を作ってしまった。(「BOF」ですね。)これはあっぱれだなあ、と当時私は思ったものですが、今回もう一度情報を追い直してまたまた感心してしまった。BYJはあくまで俳優なので俳優業が優先で、肩書きの「理事」はおまけみたいなもの的観測をよく見かけた気がしますが、こちらの記事を読むと
参照にベ・ヨンジュンは今年大宗賞助演女優賞を受賞したキム・カヨンの父キム某氏(全南光州地域で建設業)の助けで98年6月ロムエンターテイメントを設立したがキム氏との葛藤が起こり、経営全面で退いた後演技にだけ専念、今度が二番目の経営挑戦だ。

とあり、経営にかなり興味があるんだと思われます。(韓国の記事はこれまた情報精度に?が多いので鵜呑みにするのは危険ですが。というかそんな昔にそんなことをしていたとは驚きなんですが。)そして、独立心がかなり強いんでしょうね。(独立心や個人の強い意思がないと、作品を選り好みしたり、降板して大学へ行ったり、なんてこと自体起こるはずのないことですね。)そして強引な結論ですが、今度のBOFに関しては俳優の片手間じゃなくてマジでやってる、と私は思う。写真集発売は完全儲け志向仕事だと今回改めて感じたが、ただ、彼の場合はブームに乗ったやっつけ仕事ではなく、真剣勝負仕事な所が一線を画しているかなぁ・・・。ファンはその写真集がなければ別のものを買っただろうし、別のところへお金が流れるよりBYJへお金が入る方が喜ぶ。そんな訳で一応いいことずくめかな?そんなこんなもしっかり計算して独立したんだろうなあ、と思えました。
 そして、あまり根拠もなく私の中ではBOF=ぺ氏本人、かなあ?と思えた。つまり自分自身でマネジメントしている、ということ。(マネジメントとは仕事を選ぶこと&いい仕事をすること、ファンとの関係を良好に保つこと&ファンの拡大、グッズ販売等お金を儲けること、辺りが思い浮かぶが、どれも本人が決定権を持っている気がする。)だからこそ自分の分析がきちんとできているんじゃないかな?人気タレントの人気が落ちてきた時、気分よく仕事をやってもらうためにその事実を事務所は本人に教えないから本人は全くそういうことに気づかない、というような話を聞いたことがあるのですが、BYJはきっと細かいデータもすべて自分で目を通しているんじゃないかなぁ?どんなグッズが何個売れた、とか。
 次に、日本でのマネジメントを請け負うIMXとは何なのか。これもファンの間では常識中の常識なんでしょうけど、私は今回はじめて知ったことが多かったです。
ベ・ヨンジュンの日本マネージメントを担当するIMXは2003年から日本のファンの韓国訪問行事進行を始まりに長い間ベ・ヨンジュンのマネージメントチームと信頼関係を重ねて来てベ・ヨンジュンを含むBOFの日本国内すべての活動に関するマネージメントを担当することになった。

との記事を発見して、なるほど、例の韓国旅行がはじまりなのか!と納得。この旅行は1000人募集?の900人参加?だかのBYJに会いに韓国へ行く旅行で、今たくさん行われている”俳優ファン・ミーティング in コリア”の本当の先駆けだと思われます。BYJにはまってすぐに、この旅行の旅行記をあるサイトで読んだことがあるのですが、有り得ない大人数なのに、すごく頑張っていたみたいで、いい旅だったみたいでした。そして春のBYJ初来日ファンミーティング(これも先駆けですね。しかもこれは無料だったんですよね。)につながり、そしてIMXとの契約となったんでしょう。独立心が強そうなBYJを考えると、日本の大手事務所との契約は選択肢に入ってないんだろうな、と感じられます。多少頼りがなくても、自分の思ったとおりにある程度動いてくれる事務所の方が都合がいいんでしょう。独立心というよりしがらみを作りたくない、みたいな感じなんだろうか?だから、ってまた強引だけどIMXは意思決定権限をほとんど持ってないと私は思う。(雰囲気で結論。)あと、日本で仕事を得るための契約ではないんだろうなぁ、ということ。IMXの実績はファン旅行はファンミであるからして、ファンとの緩いつながり&ファンへの販売活動が目的?(ちなみに、今回はじめて知ったIMX関連ニュースで私的に一番のヒットは、どこかのサッカーチームのユニフォームに広告を出してるよ!というニュース。これも常識だったかな?)

 最後に興味深いコラムを発見したので、ぜひ読んでみてください。韓流ブーム、三時のおやつもいいんじゃない?
 韓流ブームに業界人が「疲れている」とのお話。その理由は、日韓のビジネスの違いからくる摩擦。しかもブームが突然やってきたため、調査や体制が整ってないまま突っ込んでしまったため、いろんな面で歪みを生んでいる。そして、韓国芸能界の仕組みが日本とは違うこと。
 “日本はタレントを風上においてファンを風下に置くと、風上から風下へと情報が流れ、ある意味メディアもファンも一括でコントロールしやすい。しかし、韓国では、風上も風下もない。(中略)そんな韓国だと、いったいどこがこの企画の主導を握っているのかがわからないことがある。日本流に考えて、タレントの所属事務所だろうと必死に交渉を続けていても、ある日突然「うちではわからないです」とくる。あげくに「うちにそんな権限はありません」となる。”
 このお話はなんとなくわかるような気がしました。韓国の事情が日本人の目からはおかしく映るというのは当たり前のことなのでこの際逆を考えてみると、・・・ヨン様(ぺ・ヨンジュン)が与えたものの最後の方にも書かれてありますが、“韓国の場合ファンクラブと言うのはファンが中心になって運営している。利害関係や雇用関係のない純粋な基盤であり、芸能活動をしていく上での大きな財産になっている。所属会社ですらファンクラブには頭が上がらない。”というようなお話はよく見かけます。ファンミーティングも上から仕切るものじゃなくて、タレントに喜んでもらおうとファン達がアイデアを出したり本当に温かく交流しているみたいです。日本人というのは管理されたい、されやすい人種なのか、そういう発想自体がありませんね。日本の会社がマネジメントすると、きちんと管理されるのかどうかわかりませんが、それでも韓国の本体との摩擦を招くこともあるんでしょうね。IMXは日本の管理体質会社ではなく、あきらかに風上風下混合の「うちに権限ありません」と言い出しそうな会社ですが、しばらくは仕方ないかな、という気分になってきます。IMXは恐らく完全韓国式に行きたいんでしょうけど、歴史のある音楽業界と違ってある日急にふって沸いたたくさんのファン。準備が整わないまま、どんどん引きづられているんじゃないでしょうか。ある程度画一的に管理しないと本当にやってられないでしょうし、双方向交流ファンミーティングも無理だろうし。そして、公式ファンクラブを作らない、というBYJの方針も一部破られてしまった。と、まあ、色々難しいんでしょう。(ちなみに私は公式ファンクラブを作らない彼の方針はとても気に入っていたので、今回のID取得問題はちょっと残念。でもまあ、しょうがないかなぁ。どこまで流されていくのかとりあえず見守りたい。)
(このサイトでは、その他ファン・ミーティングについての“ブームなのかゲームなのか?” 日本の「韓国買い」についての“2005年の韓流は歌手ですか?”など興味深いことがたくさん書かれてあります。)

・・・というわけで、BYJはやっぱり難しい。歯切れ悪くBYJ編終了。
[PR]
by chatttenoire | 2005-08-01 01:26 | その他韓国 | Comments(10)

マネジメント事務所について~SE7EN&YGエンタテインメント編~

 seraさんのページでIMX(ぺ氏の日本での活動マネジメントをしている会社)関連のお話についてコメントしましたら、「セブンの事務所は~?」とお返事をいただきまして、たぶんseraさんとすれば何気ないお返事だったと思うのですが、気になってきたので、ちょっとだけ調べてみました。(&seraさんの考えられている方向とはちょっと違う気もしますが・・・。)偉そうな題名ですが、私はもちろんそういう業界とは縁もゆかりもなく、とんちんかんなことばかり書いているんでしょうけど、あくまで私の推測、ということで。
 まずは、セブンについて。セブンは簡単なんですよねー。セブンが所属しているのはYGエンタテインメント。社長はヤン・ヒョンソクさんという方で、ご自分も人気グループで歌手活動をされていた方で、セブンもそのグループに憧れて、自分もこれをやりたい、と思いYG~へ入った、ということをよく語っています。まだ34歳(?おそらく)の若い社長のようです。ここに書いてあることが正しいのかどうかはわかりませんが(気のせいかもしれないが、時々間違っていることを書いていると思われるサイト。)、1996年設立ということでまだ歴史が浅いせいか、あまりあくどいことには関わってなさそうです。あくまで私が目にする限りなのですが、YG~に関しては、音楽性を追求した良心的な事務所、というイメージが強いです。なので、“セブンが好き”から“YGが好き”、もしくは、“YG好き”だから“セブンも好き”、という人も大勢見かけます。私もYG所属で好きな歌手は結構いますね。みんな仲が良さそうなのも微笑ましい。・・・というわけで、セブンはとっても簡単。理想を求める社長がいて、ビジネス的にもそこそこ成功している。その下で頑張るセブン。図式がいたって簡単。
 先の記事にもあったように、YGは日本のアンリミテッド・グループから50億ウォンの投資を受けて日本進出(2002年頃か?)、韓流ブーム以前からセブンを日本デビューさせる考えがちゃんとあったので、韓流ブーム以後の俄か仕立てのデビュー組みとは違って準備をきちんとしているように思えます。(biograpyによれば2003年頃から日本の音楽関係者に接触して売りこんでますね。)また、セブンは2年前から日本語を練習しているから、他の韓流歌手に比べると日本語力がまるで違います。(ボアには劣るが。)逆に韓流ブームによって恐らく売り方を考え直したのか、デビューを延ばしたという経緯もあるようです。日本での活動マネジメントをしているのは、YGエンタテインメントジャパン。YGではセブンが日本進出第1号なんですね。セブンが成功しないとBig mamaも動きが取れないのかなぁ・・・。
 YGに対する不満として見かけるものとしては、
①YG~ジャパンがどのくらい日本の芸能界に食い込んでいるのかわからないですが、売り方、方向性に注文をつけた文章はよく見かけます。でも事務所の力が少なそうだから無理か・・・みたいなオチも。
②ファン・クラブの会費料の高さについては、あちこちで目にします。・・・確かにどうするつもりなんだろう・・・?先週は会員限定の“YG FAMILY CONCERTを見に行こう!SE7ENに会いに行こう!”(←これはかなり見たい感じですが、日程等のため、私は見送り。)企画で盛り上がっていましたが、こういう企画一つにしても、日本での活動は韓国での活動以上に気をつかったり面倒なことが多いんでしょうね。なので、そういう手間料金も一つには入っているんだと思うのですが・・・。あと、韓国関連サイトはとにかく荒れることが多いので、そういう意味でも料金取るのは仕方ないかな・・・とは思う。
③当初は7月7日に日本でのファースト・アルバム発売、との予定があったみたいなのですが、急遽秋に韓国3rdアルバム発売、それ以降に日本で3rdシングル発売、“あまり活動しなくてもいい曲”にする、というような発表があったみたいで、日本のファンに日本から撤退モード?みたいな寂しさが広がっていたことがありました。翻訳機の微妙な表現からきた誤解もあったようなのですが、それも外国で活動する上では仕方のないことでしょう。韓国のファンと日本のファンの両方に気をつかわないといけないのも難しい話です。
 YGとの比較で、大手SMエンタテインメントについても少し調べてみたので、ご紹介。同じく時々誤ったことが書かれているサイトより、SMエンタテインメント。こちらはかなりあくどそうな会社です。( SMエンタの10大疑惑 ~SM本社に腐った卵をブツけに行こう~参照)日本進出組ではボアや東方神起が所属しています。エイベックスとの関係が深く、ボアや東方神起の日本でのマネジメントもエイベックスが行っているようです。(SMエンタテインメントジャパンサイト。アーティストページはエイベックスのページ。)ボアの前にS.E.S.という女性3人組みグループを一生懸命売ってたみたいなのですが、うまくいかず撤退。その教訓?を生かした上でのボアは大成功を・・・という歴史があるようです。売り方の秘訣、みたいなものはさっぱりよくわからないけど・・・私としては、ボアは、最初見たときから一生懸命そうでかわいい子、というイメージあり。S.E.S.を見たことないからわからない・・・。
 ちなみにエイベックスはかなり積極的にK-pop歌手と関わっているようで・・・”K”はエイベックスから直接売ったんでしょうか?
 色々見ていくと結構面白い。
 次は全然ネタを発見することができなかったクセに、BYJと事務所について、書いてみたいと思います。
[PR]
by chatttenoire | 2005-07-31 19:06 | その他韓国 | Comments(4)

BS1で韓国に関する番組続々!

 昨日(6月18日土曜日)は何かの記念日か?と思うくらい夕方からBS1で韓国に関する番組が多かったのでした。
 以下NHKの番組紹介ページから。
19:10 ~21:00 BSドキュメンタリー-日韓国交40年企画-「日韓条約~知られざる交渉の内幕」
 今から40年前の1965年。日韓両国は、過去の関係に区切りをつけ新しい道を歩み始めることになった。その礎となったのが日韓条約である。1400回14年に及んだ条約交渉会談では、植民地支配への謝罪と賠償を求める韓国と、非はなかったとする日本の激しいせめぎ合いが続き、難航を極めた。
 対立する日韓両国を妥結に向かわせたのは、極東の共産化を懸念するアメリカによる仲介と、経済成長をもくろむ日韓両政府の思惑だった。
 今年1月に韓国で初めて公開された会談の会議録からは、両国の政治事情、国際情勢から妥協を選んでいく両国の決断の苦悩が克明に綴られていた。そして、植民地支配によって最も被害を受けた人たちへの補償は、経済成長を優先する妥協の中で埋没し、被害者たちの声は置き去りにされていった経緯が明らかになってきた。
 日韓条約締結から40年、条約交渉で積み残された課題は、今の日韓両国の間に横たわったままだ。番組では、韓国で公開された会議録を中心に、当時の交渉に関わった関係者の証言から、日韓国交正常化へ向けた交渉の経過をつぶさに検証する。

21:40 ~20:00 地球街角アングル インターネット新聞は社会を変えるか?~韓国 ソウル
 韓国で、新興の「新聞」が、急速に普及しています。
 名前は「オーマイニュース」。一部の記事には、写真だけでなく動画の映像も付いています。しかも購読料は、無料。実は、インターネットで配信する「21世紀の新聞」です。専任の記者約40人だけでなく、3万5千人にのぼるアマチュアの「市民記者」とも契約。全国からの記事を毎日200本ほど掲載しています。市民記者が執筆するとはいえ、その影響力は「単なるミニコミ」のレベルを越えだしています。大統領選挙や反米市民運動の盛り上がりなど韓国社会に影響を与え、海外からも注目されています。この「新聞」は、2000年にジャーナリストのオ・ヨンホさんが設立しました。高速ネットが普及し、国民の政治的関心が高いという、韓国の特徴が成長を後押ししました。「紙の新聞は、もう不要なのか?」日本でも関心が高まっているインターネットと既存メディアの融合の最新事情を、韓国に取材します。
[取材ノート]オ・ヨンホ社長は、世界のメディアから注目されています。とにかく猛烈に忙しく、私たちの取材中にも何度も世界各国からの取材陣が訪れていました。
 多くの市民記者にも取材しましたが、日本人とは違う彼らの発言意欲の高さには驚かされました。単にネット先進国というだけでなく韓国のエネルギッシュな国民性というものも普及に寄与していると実感しました。
・・・・・・ちなみに上の番組とは関係ありませんが、(韓国での)ネット新聞と紙の新聞とのせめぎあいについては、こちらでも取り上げられています。・・・・・・

22:10 ~23:00 BSドキュメンタリー「いま輝く韓国の女性たち」
 家父長制度が色濃く残り、男社会と言われてきた韓国で、女性の社会進出が目立っている。空軍パイロットや警察署長など、これまで男性の専業とされてきた分野にも女性が進出している。韓国の女性進出の実態と、これを支える背景を探った。
 仁川大学映像学科の学生グループは、リーダ-として活躍する女性たちの姿を記録しようとドキュメンタリーの制作を始めている。取材班は、これに同行した。
 学生たちが選んだトップ・ウーマンは3人。大手IT企業・サムスンSDS、初の女性副社長兼最高情報責任者、ジャン・ヨナさん(47歳)は、昨年10月、グローバル企業からヘッドハンティングされアメリカから韓国に帰国した才媛。化粧品会社の副会長、パク・ヒョンミさん(47歳)は、普通の主婦から5万人のセールスウーマンを率いるスーパーレディーだ。キム・ヒミさん(43歳)は、韓流映画のブームを巻き起こした女性映画プロデューサーで、500億ウオンの巨費を投じ、ミステリー時代劇を完成したばかりだ。最先端のIT、急成長の化粧品、ブームの韓流映画など、韓国の急激な変化の渦中で活躍する女性たちが、学生たちのカメラの前で見せた素顔は意外なものだった。
 「韓国女性は、社会の危機のたびに活動範囲を広げてきました」と語るのは、梨花大学のチャン教授だ。
 番組は、97年の金融危機以後、めざましい活躍を展開する韓流女性の素顔に迫る。

 面白そうじゃないですか?いやはや面白かったです。もっとも最初の日韓条約は途中から用事をしながら斜め見、インターネット新聞もまた途中から、韓国女性の番組だけは最初から見て、最初の映画プロドゥーサーさんが面白かったので、途中から録画したので(途中からまた見れなくなったので)じっくり見ました。女性の話はやっぱり面白い・・・。
 それにしても、私はドラマも大好きだけど韓国という国も本当に面白く感じているのですが、”今”を知りたいのになかなかそんな番組がないなあ、などと思っていたのです。番組紹介ページを調べていたら今日も地球街角アングルで韓国のことを取材した番組をやっていたことが判明。
「映画史の空白を埋める~韓国 ソウル」
 “韓流”でアジアを席けんしている韓国映画。
 世界市場を視野に入れ始めた韓国映画界では、話題作が相次ぐ一方で、今、映画史の空白を埋める地道な作業が進んでいます。
韓国映像資料院。この国立映像アーカイブでは、劇映画と記録映画を中心に、終戦や朝鮮戦争、その後の政変などで散逸した映像資料を、外国にも足を伸ばして探し始めています。推進役は、院長のイ・ヒョインさん(44歳)。2003年に、民間から抜てきされて就任しました。
イさんは、映画フィルムを探すだけでなく、発見された作品の公開や、激動の歴史を生き延びてきた映画関係者の証言を映像に記録する事業など、精力的に活動を続けています。
番組では、韓国映像資料院イ・ヒョイン院長を軸に、戦後60年を迎えて映像収集事業に本腰を入れる韓国の現状を描きます。
[取材ノート]映像資料院所蔵のさまざまな映画を取材で見ました。中でも、1960年代の名作の数々は、いまブームの韓国映画よりむしろ面白いと思いました。映画「晩秋」は何度もリメークされていて、リメーク版を見ましたが、やはりオリジナル版を見たくなりました。昔と今の映画を何本も見て実感したのは、韓国はドラマになりやすい歴史を抱えているということでした。

 この取材ノートにあるようにドラマになりやすい歴史、韓国という国自体がドラマティックに感じられる今日この頃。しかしこんなにたくさん番組が作られているなんて知らなかった~。しかも女性の番組なんて「血の涙」という映画が取り上げられていたけど、この映画つい最近韓国で人気だって情報を聞いたばかりなのに(チソンが出ているんですよね~。)、即番組化されている!今後もNHKBSは注目です。
[PR]
by chatttenoire | 2005-06-20 00:49 | その他韓国 | Comments(0)

東京の旅その2~~参鶏湯(サムゲタン)対決の巻~~

 私の中で勝手に対決させているだけですが、東京の二つの韓国料理店の参鶏湯の食べ比べ。
 韓国料理と言えば、食堂のような焼肉店、というイメージが世間一般強いと思うのですが、この二つのお店は、どちらもちょっと違った雰囲気のお店です。
ジンロガーデン六本木店
 3月に友人と東京へ行った時に行ったお店。その友達が参鶏湯を食べるために選んだお店です。(旅自体が友人のおまかせコースの旅でした。)
 私が参鶏湯を食べたのはこのお店がはじめてでした。興味はあったものの、値段が高いのでどうかな?と思いながら食べたことなかったのですが、食べてなるほどの価格です!、と納得。
 ジンロガーデンは、私が行った六本木店のほか、新宿店、恵比寿にもちっちゃいお店があるみたいです。焼肉店でもあるのですが、そこはかとなく上品な高級感が漂っています。私が行った日には若い女の子を連れた上品なおじさんが多くて(?記憶違いかも)、おじさんっぽい雰囲気とも言えますが、店員さんがとても親切で感じが良くて、何より参鶏湯がおいしかった!
HAN GA WI(ハンガウィ)
 最初の参鶏湯体験で味をしめて、今回また食べようとはりきってお店選びをしました。また①のお店に行こうとも思ったのですが、ホテルから近い所で探すことに。
 そこで選んだこのお店は銀座にある摘草料理と銘打たれた焼肉の鉄板のないお店。内装は大人な雰囲気でかっこいい。①がおじさん比率が高いのに対してこちらは圧倒的に女性比率高し。そのせいか、韓流を意識した名前のカクテルがあったり、そういう本が置いてあったり、オールインの映像を流していたり。でも、どうせなら、最先端の韓国情報を流してほしいなあ、と思いました。東京なのに・・・。カクテル飲んだのですが、おいしかったしやっぱりおしゃれでした。料理はおいしいのはおいしいのですが、そして注文した料理によって感じ方は違うと思いますが・・・参鶏湯は①のお店の圧倒的勝利でした。

 いつになるかわかりませんが、今度は参鶏湯専門店?のようなお店にチャレンジしてみようと思っています。それより、今年こそ韓国へ行って参鶏湯も食べたいですが・・・。
 ちなみに参鶏湯とは鶏をまるごと煮た?料理。きっとコラーゲンたっぷりでしょう。辛くありません。なつめ、にんにく、栗、もち米等いろんな実が入っていて、体にいい料理らしい。一人で食べれなくもない量だと思いますが、他の料理をたくさん食べるつもりならば分けた方がいいです。①ではお店の人が分けてくれました。②のお店にはハーフサイズがあります。
[PR]
by chatttenoire | 2005-05-25 22:19 | その他韓国 | Comments(0)

ぶらぶらゴールデンウィーク

 連休ですが、特にどこかへ出かけるわけでもなく、ぶらぶら過ごしています。
 ただ、連休の最初に妹の結婚式がありまして、その後もいくつかそれに続く行事がありまして、割と疲れる連休を過ごしていました。
 妹と私は、相変わらず仲が悪くて、ほとんど会話していないので、結婚の詳細はまるでよく知らないのですが、なんとかなりの遠距離婚です。東京と四国(私は四国在住)で別居婚。すごいですね。こんなのはなかなか聞いたことありませんなあ。相手は私の結婚式に出席したほど、かなり前から結婚するつもりだった人なので、別居婚も今日や昨日に出た話ではないのですが、とにかくここ半年ほど妹と話していないので、よくわからないです。なんとなく妹はいつかは東京へ行くんだろうな、とは思っているんですが。
 私は田舎モノなので、都会へ行く度に、田舎と都会について考えることが多いのですが、都会の魅力って文化レベルが高い、ということだと思うのです。当たり前ですが。それほど文化というものが人間を惹きつける魅力は強いのだと思います。しかし一方では、田舎だからレベルが低い、と一方的に決め付けることのできないこともあります。それは様式の違いというか、つまり文化の違いというものです。違っているから悪い、では見誤ってしまうこともあります。で、また韓国ですが(しつこい)、外国文化に関しても同じことが言えるように思います。「土地」というドラマを見てこの頃日本よりも韓国(朝鮮半島)は文化レベルが総合的に低かったんじゃないかな、と思っていたのですが、このサイトの文章を斜め読みした感じでは、やっぱりそうかな、とまた思った。(もちろん見方によっては優れている部分もあるでしょうが。)(それよりこのサイトに出てくる写真が「土地」に出てくる風景そのものなのが、凄い!と思ったのですが。ドラマの再現能力を感じます。)
 さて、これら日本人の報告書を読んでまず印象に残るのは、やはり朝鮮国内の貧しさであろう。塗画装飾の立派な建築物もあった。彩色装飾された輿や塗り物の調度品などもあった。しかし塗画は剥がれ落ち門は傾き庭は荒れて久しく、輿の装飾は壊れ、国家の賓客たる国使をもてなす食膳の漆塗りは剥げ落ち汚れていた。
 それらもかつては新しく美しいものであったろうに。どうしてこれほど荒廃してしまったのであろうか。この報告からはその理由は見出せない。
 それらはむしろ10年以上後に朝鮮を訪れることが叶うようになった西洋人の旅行記や証言などでこそ窺い知ることが出来る。
 すなわち、・・(省略)・・旅行家や宣教師やジャーナリストなどの、長期滞在による或いは恣意的調査によるものによってである。朝鮮政府内の権力闘争、官僚の腐敗、両班(文官と武官)の横暴、人心の荒廃、慣習制度の恐るべき野蛮さ、絶望的な身分差別などなど、朝鮮全体が腐敗しきっていたことを彼らの証言は明らかにしている。

 引用にもあるようにいくつかの要因が挙げられていますが、まあ要するに貧しくておかしな慣習に引きずられた野蛮と言っていいような暮らしをしている様子がドラマにも描かれています。一方、この報告書に書かれている食べ物に関する記述などは、単に文化の違いかな、と思ったりする部分もあります。文化のレベルの比較なんてものは、一概に言えるものではないし、比較のしようのないものだと思いますが、素晴らしいなあ、と思ったらそれは「憧れ」という形となるように思います。東京に対する「憧れ」、パリに対する「憧れ」、ハリウッドに対する「憧れ」・・・そして韓国スターへの「憧れ」という形で、アジアから憧れられる日本から逆に憧れる側に立つこともある、という時代に入った、というこの転換点はやはり大きいなあ、とやっぱり思うのです。いくら捏造だって言われても正にその真ん中にいる私にとっては、これって大変なことだよ、と思うのです。しかも中国やインドの遺跡に対する憧れとは違って「今」への憧れという点が怖い。これって怖いことだと思います。でも怖いからって戦時中の日本のように英語禁止なんて言うわけにいかない。静かに受け入れるしかないです。いいものはいいのですから。そしてそれを憧れる気持ちは止めようのないものですから。
 最後に、田舎について。イギリスやフランスの田舎って行ったわけじゃないのですが、写真や文章を読む限りじゃ、かなり魅力的です。憧れてしまいます。日本の田舎もこんな風になったらいいなあ、と思うんですが、日本では「田舎は田舎」という悲しい状況にあります。つまり文化がない。なんとかならないか、と全国でもいろんなことが取り組まれていますが、なかなかです。遠距離婚じゃないけど、移動時間も随分短くなったし、ネットなんかもあるんで、ちょっとづつ変わるかな、なんてことも思いますが、都会はやっぱり魅力的なんですね。ただ、最近私は年をとったせいか、魅力あるイベントが都会でしか行われない、という以外は都会にはそう魅力は感じなくなってきています。この”イベント”というものがかなりの曲者なんですが。(田舎でも一生懸命これをやっているけど、うまくいかない。)
[PR]
by chatttenoire | 2005-05-04 22:45 | その他韓国 | Comments(0)

苦い春

 私の職場は4月1日から新年度だ。3月末には異動が発表され、私の職場ではボス以外誰も異動しなかったが、仕事の内容の異動があった。8名中私は下から2番目、普通は一番下が庶務的な雑用の仕事をするので、去年はそうだったのだけど、今年からは私の仕事になった。普通は一番下、というのは普通じゃなくて、本当の普通は”女性”だったりする。去年のボスはその辺りのセンスがあった。特に主張しなかったのでこうなったのかもしれないが、決まり方が実に気持ち悪かった。決まった後、あるべき姿に戻ったかのように雰囲気が和らいだのがまた気持ち悪かった。苦々しい。
 もう一つ苦々しいのは竹島問題。こう毎日韓国のテレビを見ている私にとってはどうしても考えてしまう問題だ。たしか去年の春にも記念切手を韓国が発行したとかで、一度問題になっていた。今年この話題を聞いたときにはまたか、と思ってそんなに気にかけてなかったのだが・・・この問題は、外交という国の重大な問題に地方自治体が表に立っているところが一番ひっかかる点だ。これは外交が麻痺しているのか、それともわざとなのか。韓国の側は・・やっぱり金大統領って偉大だったんじゃないかな、と思った。そして今の大統領によってどんな国になるだろう。BYJが初来日した時に記者会見で「アジアは一つだ、アジアの映画がお互い交流して協力すればアメリカやヨーロッパに負けないマーケットとなる」というようなことを言ったように思う。いいこと言うなあ、と思ったし、わくわくもした。昔EUというものを初めて知った時、とても驚いた。ユーロが導入された時にも日本(を含むアジア)じゃ考えられないなあ、と思った。でも実はアジアでもそんな動き、そういう考えを持っている人がいることを知った。BYJを好きになって、そして韓国が好きになった時点で私はコロンブスのアメリカ発見みたいに昔からそこにあったアジアを発見したような気分で、夢中になって、そして色々そういう本を読んだりしているのだけど、きれいごとじゃなくて大変なことだということがよくわかる。でも、理屈の話は別として、ハナから韓国や中国と日本は仲良くなるのは無理だ、という考えではなくて、なんとか仲良くなるように考えて行きたい、という雰囲気になればいいものだ、と思うが、なかなかそうはなりそうもない。

 余分だけど、竹島問題について先日来見つけた色々な記事紹介。(おすすめ順は下から。)
株式日記 うち“「日本の植民支配は祝福すべきこと」高麗大教授が寄稿文 中国韓国の反日感情を日本人が理解できない理由 2005年3月7日 月曜日”部分
どちらかといえば仲良くしようとしていない考え方。日本ではこのような考え方が大勢を占めているように思う。つまり一つ譲ればもう一つもう一つと切りがなく、はっきり言い返せ、日本は戦後洗脳状態にあって、”朝日新聞などのマスコミは絶えず煽動的なアジテーションを国民に浴びせかけては洗脳から解けないようにし続けてきた。”でもその洗脳がやっと醒めてきたようだ。とのこと。
竹島と独島 これを「友情島」に…の夢想(朝日新聞)
上の株式日記で書かれていたまさにその朝日新聞の洗脳?コラム。極端だけど、外交というものはこんな考え方もあることは事実だろう。
エンゼルあつみの永田町観察日記(カフェ・グローブ)
短くて読みやすく中庸のコラムか?外交がうまくいっていない、という見方。
中台関係と日本の憲法改定(田中宇の国際ニュース解説 世界はどう動いているか)
竹島問題については真ん中より下の”日本が竹島問題で強硬姿勢になったのも・・・”から。一転、わざと周辺国と仲良くしていない、との分析。この田中宇さんの分析は常々、ちょこっとやっている外貨投資のための参考にしている。3ヶ月以内にドル急落情報があるが、どうなるだろう?
ソウル発!! 人&風(サラム&パラム)(毎日新聞)
他の分析が日本の側を中心にされていたことに対して、韓国の政治の側について踏み込んでいる。今のところ6本のコラムが書かれているが、親日論争についてや両国のマスコミの問題点についても書かれている。
[PR]
by chatttenoire | 2005-04-03 03:50 | その他韓国 | Comments(0)