アイスダンス放送が待ちきれず・・・
2008年 04月 14日
シーズン中エキシビションで使われつづけたピアソラの「オブリヴィオン」の長バージョン、生演奏によるタンゴ動画はこちら。ゴージャスな舞台。こういう映像を見るとロシアの文化がいかに奥深いものか、それがフィギュアにどのように映し出されているのか一端を見る思い。2005-2006シーズン、私が初めて彼等を見たフリープログラムを久しぶりに見たので懐かしいためリンク。ユーロはこちら。グランプリファイナルはこちら。グランプリファイナルではリンクに何か落としたためかリンクの一部を全く使わずにゆるゆると滑っていたように記憶しているのですが、動画で見てもかなーりゆるゆる。てっきりまだまだな選手なのでゆるゆるだと思っていたのですが、同じシーズンでもユーロはそんなことないので、アクシデントのためだったのか?今見ると、いい曲、いいプログラムじゃないですか!オリンピックの彼等のフリーを初めて見ましたが、衣装が違っていた。白の方が断然似合っていて、世界選手権では白に戻していました。
妄想といえば2008世界選手権のバーチュー&モアの雰囲気がぐっと良くなったように感じたのは私だけじゃないでしょう。そのせいかエキシビションがいい感じになっていた!
四大陸エキシビションはこちら。世界選手権エキシビションはこちら。
四大陸のエキシビションを見た時にはとても物足りない感じがしました。使われている技はフリーやオリジナルダンスのもの。例えばドムニナ&シャバリンのオブリヴィオンも同じように試合で使っている技が組み込まれていますが、全く違うものを見事に表現できている。しかし彼等の四大陸エキシビションは曲が変わってもこの曲に合わせた動きではなく、技をこなしているだけ、雰囲気を表面上繕って表しているだけ、に見えた。グランプリファイナルのエキシビションのテネシーワルツも同じように感じていたため(しかもテネシーワルツは昨年から彼女の体型が変わったため、似合ってないようにも思った)、彼等もまだまだだなー、と思っていたのですが、世界選手権では力で押すだけでなく、しっとりとこの曲を表現しているように感じました。一皮むけたかな?
一方、一皮どうしてもむけないベルビン&アゴスト。彼等のコンパルソリー・ダンスの映像を待ちきれなくて見てしまいました。フジの放送は放送されることを知らずに見逃してしまっていたのです。オリジナルダンス、フリーも共に見ましたが・・・アゴストの目はやっぱりとってもとっても優しいのです。ベルビンもアゴストを見つめているのですが・・・どこか二人が噛み合ってない感じがします。動画でフジの解説エキシビションを見ましたら、コンパルソリーのミスのためメダルを逃したように言われていましたが、そうじゃなかったでしょう。ベルビンはかつて喝采を浴びた美少女の演技から抜け出せずもがいている感じがします。どうやらついにコーチを替えたみたいで、どんな風に彼等が変貌するか、大大注目です。
J SPORTSの世界選手権アイスダンスの放送はいよいよ明日から。大きな画面で見るのが、そして豊富な情報量の解説が楽しみです。