彼について書くのは夏ごろに彼がレストラン広報のために来日した時に作文して以来です。あの時に感じた自分の違和感のようなものをなんとか表現したいと思いながらできないできたのですが、今日久しぶりに、ものすごく久しぶりに彼の公式ページを見て、ここのところの彼の写真をいくつか目にして、今の彼について私が思っていることがはっきり言葉で出てきてしまいました。今の彼は醜い。見ていてとても息苦しい。ファンデーションの塗りすぎで息のできない皮膚のような、そんな息苦しさが全身にあります。だから彼の最近の姿は目にすると思わず目をそらしてしまいます。女性誌の表紙を飾った写真も同じです。見た瞬間に避けました。今日はややまじまじと見ました。こういう感じがいつかどこかで・・・と思いながら、マイケル・ジャクソンを思い出しました。今のマイケルを見たときに感じるような・・・とても不自然で本当の彼がどこにあるのかわからない、人間であって人間でないような落ち着かない感じを受けます。前から少し重ね合わせていたことがあったのですが、彼は世界的にはマイケルほどのスターではないのだけども、もしかしたら、彼が置かれた状況はマイケルと同じようなものだったのかもしれない、とはっきり思い当たりました。あんな姿になるっていうのにはとても辛い状況があったんでしょう。私はそう思います。それから、ちょっと昔の彼の写真が無性に見たくなってPCにためている写真を見ました。美しい人が醜くなる、ということは世の中にごろごろと転がっている当たり前のことなんですが・・・それにしてもなー。
写真で彼をひっそり偲ぶつもりだったのですが、並べているとけばけばしくなってきたので一枚だけ。ドラマは全く面白くなかったけども、ビジュアル的に素晴らしかった「裸足の青春」より。彼だ、とはっきりしてしまうような写真自体がすでに息苦しいのですよね。MIP3を見ながら、ソファーの上を飛び跳ねるトムが目に浮かんでしまって、スターのイメージ管理がいかに大切か改めて感じたのだけど、彼はもうどうしようもないレベルに達していますね。もうとっくに腹をくくっているんでしょうけど。