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「琅琊榜(ろうやぼう)」

 中国ドラマ「琅琊榜(ろうやぼう)」を見終えました。
 昨年の話題作ということでとても楽しみしていたのですが、そんなにはまることもなく淡々と見ていて、夏江と譽王が離間の計を用いる辺りでちょっとつらくなってきて視聴をストップしていたのですが、録画が全話たまった頃からもりもりと見始め、残り20話ほどを一気見しました。(眼精疲労が甚だしい。)手に汗握る展開でしたが・・・このドラマのことを武俠ドラマだと評するものをいくつか見ましたが、私もそう思います。といっても武俠ドラマで私が見たものは「射鵰英雄伝」と「神鵰剣俠」だけなのだけど、ウィキペディアによる武俠小説の定義とは”武術に長け、義理を重んじる人々を主人公とした小説の総称”で、”勧善懲悪や義理を主題とした作品が多く、武術による闘いの他に、冒険、恋愛、復讐、謎解き、伝奇、史実、喜劇など、様々な要素が1つの作品に盛り込まれている。”もの。奇怪な病や薬、毒などが登場し、貫く主題は復讐、そして一応、勧善懲悪で終わりを迎え・・・このドラマに私が少し物足りなさを覚えたのは、悪辣さが単純で、衝撃的ではあるけれど、人間の業みたいなものがとても単純に描かれており、主人公梅長蘇がともかくいい人に描かれてすぎていること。梅長蘇以上に純真な人物として描かれる靖王・蕭景琰に代表される人間の善なる心にはハッとさせられるシーンも多かったのは確かですが、しかしそれも武俠ドラマ、武俠小説で描かれる内容そのものだったと思います。このドラマで特筆すべきだと思うのは飛流を演じた彼について。もう少し小さくてもだめ、育ってしまってもだめ、という凝縮された少年の時の魅力がこのドラマにしっかり刻みこまれました。あと、戦のシーンのゴージャスさ。雪のシーンの映像の美しさ。中国ドラマは完全に日本のドラマを超越してしまいました。
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by chatttenoire | 2016-05-26 23:15 | 中華 | Comments(0)
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