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-大好きなことと腹立たしきことを発散すべくつぶやくブログ-


by chatttenoire
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Yuko KAVAGUTI / Alexander SMIRNOV フリー

 yuko kavagutiさんの2015-2016のフリープログラム。

 この曲でのプログラムをソチオリンピックにぶつけようとしていたのだけど、(スミルノフさんの?)怪我などでオリンピックへの出場叶わず、昨年にプログラムを持ち越し、更に今年も少し内容を変えて継続、ということのようです。このプログラムを昨年だったか、初めて見た時にはこの曲の出始めから心を奪われてしまった。確かプログラムの途中に足を踏みしめるような仕草が昨年はあったかと思ったのだけど、力強く駆け抜けての表現に切り替えたのか、それともカメラに写っていないのか?詳細不明ですが、川口さんのフィギュアスケート、ペア競技への執念と強い人間性がこのプログラムにそっくり乗り移っているようで、彼女が手を差し伸べる仕草を見せるだけで胸がぐっと掴まれる思いになります。長野オリンピックでエレーナ・ベレズナヤを見てタマラコーチへ弟子入りした話は有名で、ベレズナヤのプログラムはそんなに知らないのだけどもロマンチックでしっとりした雰囲気で、川口さんに振付られたプログラムや前々回でのオリンピックでのあれこれを見ていたら、どうなんだろうと思っていたのですが・・・コーチとの絆の深さも感じることのできる彼らだけのプログラム。自分がいいと思うものを表現したい、追及したいという思いが実りを迎えていると思います。同時にとてつもなく強い女性二人に囲まれているスミルノフさんの苦労?にも思いを馳せる。旋律と旋律の間の余白も多いプログラムだけども、余白を埋めるだけの存在感と表現力もある。こういうプログラムを見るとペアやアイスダンスのようにカップル競技はいいものだ、としみじみする。曲はチャイコフスキーの「マンフレッド交響曲」とのことで初めて聞きましたが、賛否両論の交響曲だそうで、演奏される機会はさほどないらしい。これぞロシアという旋律と重厚さで、次々いい曲があってまだまだあるものだ、とそのことにも感嘆。
 ペアとアイスダンスを見ようにも動画に頼るしかないのでイライラ。スカパー契約すればいいのだけど、ね。おや、と思うニュースを見ると1本1本探す、みたいな感じで全体像がつかめない。ロシア杯SPは珍しく動画をたくさん見た。ペン&ジャンSPも見た。やっぱり女子は若い。少し心配になる雰囲気。でも前の彼女より表現力はありそう。こんなプログラム、前のカップルだと無理だったと思う。ストルボワ&クリモフ、滑っている姿勢が美しいことに気がついた。ソトニコワを久しぶりに見た。ソチオリンピックの結果はなにか納得できてないけど、チャンピオンらしく?きれいになって戻ってきた。イリニフとカツァラポフはもう無理なのかなあ。やっぱりお互いのカップル相手が私にはしっくりこない。どちらも地味。派手同士は大変なのかもしれないけど、釣り合いというものがあると思う。
by chatttenoire | 2015-11-21 14:03 | フィギュア・スケート | Comments(0)