久しぶりに韓国あれこれ
2011年 08月 08日
最近、フジテレビと韓流がどうとか言って色々あるそうですね。久しぶりに韓流にハマった初期に韓国と日本の関係、そしてネット界(そして実家の家族たち)の反韓流に心を痛めていた頃を思いだしてしまいました。現在の私はというと、ドラマはすっかりノー韓流、少々華流気味の今日この頃。(君には絶対恋してない、久しぶりに昨日からちょこっと見しています。やっぱりジェリーはスウィート。外見もだけどなにより声にやられてしまう~。)K-POPも離れて久しかったのですが、2カ月前頃から、BSジャパンで放送されているミュージックバンクという韓国の音楽番組の放送を見はじめまして・・・最初は大人数のグループ歌手の多さにびっくり&あきれていたのですが、すっかり慣れてきて、K-POPにハマっていた頃の楽しさも再来、毎週楽しみな番組になっています。正直、去年くらいから世の中でカラとか少女時代とか言われてた頃、なんじゃそりゃ?的な感じが私にもありました。今もありますが・・・それに男性グループ歌手なんかもすごい勢いで日本上陸しているようですしね。ただ、ずっと前からJ-POPはとっくにK-POPに抜かれている、と思っていたし、K-POPもアメリカンポップスと並ぶ選択できるジャンルになるんじゃないか、なるといいな、的な思いはあったので、そんなにびっくりはしなかったのだけど、セブンが随分苦労していたし、ある程度成功したとはいえ東方神起も苦労していたので、そんなにあっさりそんなことになるなんて、何があったんだろう、とは思いましたが。何かあるんですかね?私も私が注目していなかった間に起きたことを知りたいですわ。
逆にミュージックバンクを見ながらなぜ韓国の音楽番組は楽しくて日本の音楽番組は楽しくないのか、ちょっと考えてしまいました。ミュージックバンク以外の最近の韓国の音楽番組を見てないのでなんともですが、昔見ていた頃の韓国の音楽番組は基本ライブ形式の番組でした。日本の音楽番組は基本スタジオ撮りの番組じゃないでしょうか?そしてひな壇で会話、とかが多い感じがします。会話と番組のテイストはバラエティー志向とアーティスト志向とに別れている。日本では純粋に通俗音楽を通俗音楽として楽しむ番組の作りになっていない気がするのです。だからと言って日本でミュージックバンク的な番組ができたとして楽しいかと言うとどうなんだろう??いや、楽しいかなあ。
それにしても・・・反韓流の頃から思っていたのは、こういう流れが一般化するのは日本が国としても文化的にも弱っている証拠だと思っていたのですが、もう決定的だと思う。テレビ界はCMのお金も減って番組制作が大変になって、劣化しているというお話はよく聞くのですが、私が感じるのはユーチューブで投稿された動画をそのまんま流してスタジオで笑って終わるという番組が増えていること。あまりにも安易。もうひとつ、私が感じる疑問はBSで韓国のドラマがたくさん流れていて、過去の日本のドラマの放送がほとんどないのはなぜだろう、ということ。見たいと思う人があまりいないのか、それとも日本のドラマの放映料が高いのか??もしくは、韓国のドラマだと人気が出てその俳優にまつわる付属商売ができる可能性があるが、過去の日本のドラマでは付属商売が期待できない、ということか?それというのは、久しぶりに「十年愛」を見たいと思ってレンタルを探したらなかったんです。DVD買うのは高いし、再放送してくれたらいいんですがね。
余談ですが、9月に海外旅行予定ですが、私も南半球移住計画は一体いつになるのやら…といった様相です(笑)
反韓流のことを報道しない、と反韓流な人たちは騒いでいますが、反原発デモや福島の人の補償活動なんかの報道の無さに比べたら多いよなあ、と思います。原発に関しては明らかに意図的だと思うんですが・・・中国新幹線の報道も明らかにしつこかったですね。事故はもちろんひどいものでしたが、中国の方がむしろ健全に見えてくるというなんともいえない報道でした。