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-大好きなことと腹立たしきことを発散すべくつぶやくブログ-


by chatttenoire
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国別対抗戦(&世界選手権の話も)

 「ラスト、コーション」の感想を書き直そうと思ったまま、ブログ放置状態になってしまっていました。
 ”世界選手権日記”は来週から始まるペア&アイスダンスの放送を見てしつこくも再開したいと思っています。その前に国別対抗戦の感想をざっと。ほとんど興味がなかった国別対抗戦ですが、なんとなくテレビをつけたらやっていて、ぼんやり結構見てしまいました。特に男子は世界でのポジションの確認、みたいな意味で面白い試合だったような気がしました。
 世界選手権の感想で男子フリーはとばしてしまっていたのですが・・・4回転を飛ばずしてのチャンピオン、それはジェフリーさんだから許されるのであって、ライサチェックは・・・てんてんてん・・・というのが私の感想でした。ライサチェックは映像で見るより、生で見るとその大きさ、迫力、魅力がよくわかる選手であるから、生で見ると良かったのかもしれませんが、ラプソディー・イン・ブルーは私にとっては最後までピンとこないプログラムでした。そしてこのプログラムと彼のスケートが合ってない気もしたし。私はウチの人たちにライサチェックは近く必ず世界チャンピオンになり、五輪でメダルを必ず取る、とかねがね言ってきたそうで、そういう意味では予言が一つ当たったのですが、私の気持ちは盛り下がってきています。今回の国別でも彼のプログラムはやはり面白くなかった。しかし、私は男子ならば四回転を必ず飛んでほしい、と思っているわけではなく、決まらない四回転にこだわるのはアホだ、と思っているので・・・ライサチェックのショートからの四回転の挑戦は当初は喝采したものの、決まる確率は実に低かったので、やらないことは正解だと思っています。
 一方、四回転を飛ばない彼を想像できないジュベール。世界選手権に引き続き、今回の大会でも残念な結果と。世界選手権以上に残酷な結果?TSSではライサチェックをほんの少し上回ったものの、PCSが出ていない。今回の大会ではライサチェックは一見ノーミス&チャンピオンご祝儀のため(この大会、現チャンピオンはライサチェックただ一人だったのですよね。)仕方ないようにも思うけれども、ショートのジュベールのリードをほんの少し無くしてしまうほどのPCSの差はあったか?世界選手権での女子、特にヨナのPCSの高さは色々な議論を巻き起こしているけれど、旧採点時代の順位点のような得点の出し方が戻ってきているんだな、と他の種目を見ても感じます。しかし、新採点でも以前から結局まあそうだったかな、という考えも一方でおこります。プルシェンコのPCSとヨナのPCSが比較されてどうこうという議論が盛んですが、トリノのプルシェンコは冷静に、そこまでのPCSのリードがあったか?あったと言えばあったし、無かったと言えば無かったとも言えないか?そうすると、五輪シーズンを前にPCSの立ち位置確認をしたということでしょうか?TSSにつられた添え物的なPCSではなく、より一層PCSに意味を持たせるためにも幅があった方が良く、そのため上位は得点が上がっているのかな、と。で、ジュベールに戻りますが、確かに彼はトランジッションなどが薄い感じだし、お休みどころも割と取っているし、正統派クラシックではなくていつもいつもジャカジャカした音楽表現だけだし、だけども、彼のプログラムは彼の個性やオーラ、そして彼が四回転論争を仕掛けたことによって、とりわけ面白いものとなってきたように感じます。(そういう意味でも四回転論争は意味があるものだった?)
 フリーだけ見るとジュベールを上回ったパトリック・チャン。フリーの1位から3位の順位は世界選手権と全く同じになってしまいました。TSSはライサチェックよりも随分下回っていますが、PCSはライサチェックをも上回っている。しかし、それは納得です。私にとって彼は四回転が無くても納得、な選手です。スケートが本当にうまいもの。あと、TSSが思いっきり低いのにPCSがなんとジュベールを上回ったアボット。アボットの演技もジャンプは完璧ではなかったもののやっぱり魅力的だなあ、と思いながら見ていました。であるからPCSが高いのも納得だけれど、ジュベールを上回るとは!?トランジッションを実に正確に採点しているなあ、という今回の試合でした。トランジッションだけ見ると、チャンが1位、アボット2位!この大会だとベルネル選手のトランジッション、高く評価されたかしら??(世界選手権はベルネル選手は本当ーに残念だった。綺麗に四回転をショートでもフリーでも決めたのに・・・・・・私は彼のことが悔しくて仕方なかったのだけど、彼はスモールメダルがもらえなかったのが残念だった、というような話が紹介されていて・・・・・・スモールメダルを目指している場合じゃないだろーー!!!大きなメダルを目指せよーーー!!!!!・・・と思いました。)
 アイスダンスフリー、上位選手はベルビン&アゴスト、バーチュー&モアのみの放送でしたが、やはり面白かったです。モア選手がとてもセクシーになっていてびっくりしました。ベルビン&アゴストはスケートが滑らかになって明らかにうまくなっている気がしました。バーチュー選手とモア選手の足の傾きがちょっと違うかな、と思ったのと、ベルビン達に比べるとスケートが雑な感じがしました。ただ、ベルビンの表現は相変わらず。ですが、順位については私としては納得です。ペシャラ&ブルザが世界選手権に引き続きホホロワ&ノビツキーの上になったのがびっくり。でもヨーロッパ選手権を見た後にそういう風に思っていたのでこちらも納得。何度も言いますが世界選手権の放送が楽しみです。
 国別対抗戦、シングルは各国2人づつの出場ですが、アイスダンス、ペアは1組づつ、というわけで、シングル以上に物足りない感じがします。なんとかならないものか?あと、チェコのベルネルとか韓国のヨナとかみたいなはぐれ鳥のような選手のチームを一つ作ると彼等の演技も見られて面白いように思うけど、そうすると国別、という意味がなくなってわけがわからなくなりますね~。
Commented by sakura at 2009-04-22 11:54 x
こんにちは!
私も実は男子フリー、真剣に見てしまってました^^
全くの素人で、専門用語がよくわからないのですが、見ごたえあってよかったです。
日本男子はちょっと不安になりながら見てしまいましたが、アメリカやフランスは安定感があって見てて気持ちよかったです。
個人的には私、高橋が好きなんですよね。安定感があって、上手だなぁといつも思うんですよ。彼が出ていたらまた違ったのかもしれませんねー。
私も安藤美姫はムラがあるけどアーティストだと思います。
調子のいいときの彼女はとても魅力的で、こちらの手が止まってしまうくらい引き込まれます。
どちらにしてもみんながんばって欲しいですね~♪
Commented by chatttenoire at 2009-04-24 00:19
sakuraさんへ~。
この大会、世界選手権の後の燃えカスみたいな大会だと思っていたけれど、意外に面白かったです。
日本男子については、織田選手も小塚選手もそれぞれの魅力があって強い選手だと思いますが、まだまだ1シーズン前の高橋選手の域には達していませんね。というよりも、男子フィギュア界で今シーズン、高橋選手が抜けた穴はかなり大きかったなあ、と思います。
安藤選手は、私の妹が大ファンなんですよ。トリノの時は好きじゃなかったみたいなのですが、東京の世界選手権で惚れてしまったそうです。ロサンゼルスの世界選手権の彼女の演技は独特の表現でとてもよかったと思います。
by chatttenoire | 2009-04-19 00:52 | フィギュア・スケート | Comments(2)